Jimmy SAKURAI presents
“米国ROCK紀行” Vol.4

2015年5月8日

みなさんこんにちは、Jimmy SAKURAIです。

久しぶりに休暇で帰国しています。新緑が毎日緑の色を濃くしていくのを見ながら、四季のある日本の良さを満喫しています。そして来週5月16日はクロコダイルでライヴ、5月17日(日)は【IKEBE presents Player’s Lab『レッド・ツェッペリン大研究』vol.2】と、久しぶりに日本の皆さんの前でプレイできるのを楽しみにしています!
 

IKEBE presents Player’s Lab
『レッド・ツェッペリン大研究』vol.2
2015年5月17日(日)開催!詳しくはこちら>>


 
 
IKEBE presents Player’s Lab
『レッド・ツェッペリン大研究』Vol.1 | イベントレポートはこちら>>


ロックの象徴「ライオット・ハウス」

この帰国直前にはハリウッドとサンディエゴで、ひと月に別々場所で2本のHouse Of Blues (HOB) でのショーをこなしてきました。ハリウッドのHOBは、まだLed Zepagain正式加入前の2011年に、ゲストとして2曲だけ初めてアメリカのオーディエンスの前で演奏した思い出深い場所で、その後も何度か演奏していますが、サンセットストリートを挟んで反対側にはかの有名な{悪名高き?)HYATT、別名ライオット・ハウスと呼ばれたホテルがあり、’70年代にはツェッペリンも大騒ぎを繰り返していたロックの象徴のような場所です。

このHOBは残念なことに今年7月にクローズされることが決まっていて、理由は出演バンドやファンが酔っ払って起こす騒動に住民の苦情が高まったことと、サンセット通りの再開発に際してロックの歴史に重要性を感じる人たちの発言力が弱まってきたからだ、というようなことを聞きましたが、アメリカでもロック文化が大きな転換期を迎えていることを感じさせられます。いずれにせよ今日がこのハコで最後の演奏になるのだと思うと、やはり淋しさは隠せません。

ギタリスト、ジョー・ボナマッサの自宅へ

そんなHOBの会場入り前に、友人のリックさんが「HOBの近所にジョー・ボナマッサの家があるから遊びに来ないか?」と誘ってくれました。リックはアメリカの音楽誌にも度々名前が挙げられるほど有名なヴィンテージ機材のスペシャリストで、ジョー・ボナマッサのギターテック兼機材管理責任者として、ジョーの家に専用の部屋を持っています。

僕のギターテックとしても(ほぼボランティアで!)たびたびヘルプしてくれていて、僕のリクエストに必要なヴィンテージ機材を彼の管理する膨大なコレクションから調達してくれます。彼自身、レッド・ツェッペリンのビッグファンで、ティーンエイジャーの頃に’77のUSツアーをクリーブランドで観たそうです。そんな彼にこうして手伝いたいと申し出てもらえることは、本当に光栄なことだと感謝しています。

目も眩むヴィンテージ・コレクション

ジョーの家はサンセット通りから少し入った高級住宅街にあり、そんなに大きな家ではないけれど調度品も古いものが多くなんとも居心地のよい空間です。そして各部屋は、オリジナルのギブソンLPをはじめとしたヴィンテージ機材の宝庫!

なんと’59年を3本,’60年を2本所有しているそうです。これらのレスポールたちはリビングに置かれた金庫に納められていて、コンディションはどれもスバラシイ!


そのうちの1本、’59年のLPは、シリアルを見ると’59年の最初の方のモデルらしく、ネックが’58年製に近いやや太めの感じ。リックによると「一番鳴るのは’60年製のうちの1本」だそうで、そのギターを手にとって弾かせもらいましたが、生で弾いたときの鳴りが本当に素晴らしい!

そして、さらなるレアなお宝は、ギブソンの生産リストにも載っていないLPスタンダードのブラックモデル。ギブソンLPでブラックと言えばLPカスタムですが、オリジナルのLPスタンダードでブラック塗装というのは、リックさんも「世界に1本あるのは知っていたが、それ以外にも1本あるとは知らなかった!」というほどレアなモデルで、実物を間近で見ると塗装がシースルー・ブラックになっていて、ブラック塗装の下にしっかり杢目フレームが見える、とても美しいギターです。このギターは元オーナーがその希少価値を知らずにサンバーストが欲しくて売りに出したものだそうです。さすがアメリカにはまだまだお宝が眠っているんですね!




ジョーのコレクションはもちろんギターだけに留まらず、小型〜中型ヴィンテージアンプだけで天井まで積み上がった部屋もあります。


玄関に一番近い小部屋に置かれた機材にはなぜか値札が付いている物もあり、たぶんプロのギタリスト達をここに招いて、販売をすることもあるのでしょう。


レコーディング機材もお宝がたくさんあり、中でもこのマッキントッシュのアンプは、WingsがMIXをするときに使っていたもので、前オーナーが亡くなったときにジョーが譲り受けたものだそうです。


さて、楽しい機材談義を終えて会場入りしたHOBでのショーも大いに盛り上がり、この日のテーマは『フィジカル・グラフィティのアルバム全曲再現』でした。スペシャルゲストで2011年に僕が初めてゲスト出演したときも一緒にプレイした、クワイエット・ライオットのドラマーで僕のツェッペリン・バディでもあるフランキー・バナリさんも登場したショーの模様は、次回詳しくお伝えしますネ!

【 Jimmy SAKURAI プロフィール 】


比類なき探究心により、レッド・ツェッペリンのギタリスト「ジミー・ペイジ」を完全再現する世界的な第一人者。その完成度の高さはジミー・ペイジ本人にも認められ、2014年には渡米しアメリカの人気トリビュートバンド「LED ZEPAGAIN」に加入。日本でリーダーを務めた ZEPPELINトリビュート・バンドMR.JIMMYでは秋葉原CLUB GOODMANの草創期にレギュラー出演等、池部楽器店とはギタークリニックなどのコラボレーションも数多い。

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『レッド・ツェッペリン大研究』vol.2
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『レッド・ツェッペリン大研究』Vol.1 | イベントレポートはこちら>>


 

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