Audioease社のVRコンテンツ等に使用されている、3次Ambisonicsに対応した最新バージョン『360pan suite 3』が新登場!


◆Audioease
360pan suite 3

販売価格¥32,000(税抜)
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【パッケージ版】

 


◆Audioease
360pan suite 3

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【オンライン納品専用】※代金引換はご利用頂けません。

 



★Ambisonics(アンビソニックス)方式による音響制作のためのパッケージ

360pan suite 3は、Ambisonics(アンビソニックス)による音響制作のためのプラグインが、多数収められたパッケージです。作り出される360度音響は、VRコンテンツ等に使用され、ヘッドフォンの使用が最適であり、360度映像の視聴角度に追従する仕様です。

音源のパンニングや距離感など、ミキシング調整の多くをPro Tools HD、Reaperのビデオ画面上で行うことが可能です。先ずは、上のデモ動画をご覧下さい。

※ご注意
【1】最新のバージョン3をPro Toolsで使用するには、HDの12.8.2以降が必要です(Macのみ)。
【2】3次(16ch)と2次(9ch)のAmbisonics音声制作には、Pro Tools HD 12.8.2〜(AAX)またはReaper 5(VST)を使用します。
【3】Windows環境はVSTのみ対応(Nuendo 7、Reaper 5)
【4】Nuendoは現在、ビデオ画面での操作に未対応です。

●What is 360pan suite 2 For ?
360pan suite 3の用途(本製品には、複数のプラグインが収められています)

360pan suiteが音声方式をサポートするビデオ形式には、以下のように様々な呼称が存在します。
・360度映像 / 360° video
・VR動画 / VR video
・バーチャル・リアリティ映像
・パノラマ動画 / Panoramic video
・全天球映像 / Spherical video

これらの映像の為のオーディオ・トラックは、VRゴーグルを装着した視聴者の頭部や、スマートフォンの視聴角度を変えた際に連動する仕様です。

そして360度動画の再生に対応している「プラットフォーム」は、例えば以下のようなものがあります。
・Facebook 360
・Oculus Video
・YouTube
・SamsungVR
・Jaunt

これらの「プラットフォーム」は、インタラクティブな音声の方向調整を可能とする技術として、Ambisonicsを採用しています。つまりポストプロダクションの音声エンジニアは、Ambisonicsによるミキシングを行わねばなりません。それはBフォーマットという方式で、出力は最小で4chの構成です。さらにBフォーマットには、AmbiXとFuMaという、2種類のチャンネル構成が存在します。

YouTubeにアップロードするにはAmbiXのAmbisonicsによる音声が必要で、360pan suiteで制作可能です。さらにFacebookの「2nd order」と呼ばれる2次の、あるいは16chで構成される3次のAmbisonicsにも対応しています。

■収録プラグイン
◎360pan – 360パン
360panを使えば、モノ、ステレオ、4chの音声ファイルをAmbisonicsの音場でパンニングすることが容易です。Pro Tools HDのビデオ画面上で、音声の位置を表示する印(パック)を操作するだけです。勿論、オートメーション制御も可能です。

360panを音声トラックにインサートして、”show puck”と”show overlay”を有効にすると、360reverb(後述)の”Gain”、”Distance”、”Rev Width” 値が、Pro Toolsのビデオ画面上で設定出来ます。パックの上へマウスのポインタを持って行き、傍に出て来るアイコンをクリックすると、3本のスライダーが表示されます。

◎360monitor – 360モニター
360monitorは、DAWのビデオ画面から映像を取り込み、マウスによるドラッグ可能な画面に送りながら、Ambisonicsの音声をヘッドフォンに最適なバイノーラルの2chに変換します。つまりミキシング作業中に360度映像を動かしながら、追従する360度音声をプレビューすることが出来るのです。

左図にて選択されている音声フォーマットは9ch(2nd order)です。ゆえに、この360monitorは9ch(7.0.2)バスにインサートされており、ヘッドフォンによる視聴を前提として音声を2chへ変換しています。2nd orderに関する技術内容は、マニュアルの「Ambisonics to binaural conversion」に記載されています。

参考 : 360monitorを表示している間は、CPUへの負荷が大きくなります。これはPro Tools HDのビデオ画面から映像を引き込んでいるからです。Pro Toolsのビデオ画面を小さくすることで、360monitorの操作は軽くなります。

・ヘッド・トラッキング機能
市販のヘッド・トラッキング装置を、使用するヘッドフォンに備え付けて、360monitor画面を操作することが出来ます。コンテンツのユーザーが、実際に360度映像を視聴する際に近い音声が確認出来ます。マニュアルのAppendix 3に、使い方や調整の方法が記載されています(日本国内における本機能のサポートは未定です)。

◎360reverb – 360リバーブ
360reverbは、初めての360度音声によるコンボリューション・リバーブです。プラグインとして1つ起動するだけで、音源の数に際限無く、共通の残響成分を適用出来ます。リバーブ成分はパンニングに追従し、各音源で個別の調整が可能です。

Ambisonicsマイクによって収録された、50以上ものインパルス・レスポンスを収録しています。コンサート・ホールやレコーディング・スタジオ、室内や車内や野外など、様々な空間をVRコンテンツ/360度動画にて再現出来ます。

Ambisonics音声を入力してAmbisonics音声を出力するプラグイン仕様で、起動中の各360pan(パンナー)からは、固有の入力経路が設定されます。distanceとreverb widthのパラメータは各360pan画面上で、あるいはDAWのビデオ画面上に表示される、フェーダーで設定出来ます。

◎360rader – 360レーダー
360raderは、AmbisonicsによるミキシングあるいはAmbisonicsマイクで録音した素材の、どこに音声要素が存在するかを示します。Pro Toolsなどのビデオ画面上で表示されるので、とても有用です。

◎360turner – 360ターナー
360tunerは360raderの表示と共に働き、Ambisonicsマイクで録音した音声の位置を調整します。360度カメラと共に使用したマイクの、動画との位置のずれを簡単に正すことが出来ます。


■Specifications – 仕様
●動作環境
Mac OS X 10.8.5以降 / Windows 8、10
ライセンスのオーサライズには、インターネット環境とiLokアカウントが必要です。オーサライズ情報の記録先は、iLok 2/3 USBキーまたはコンピュータ本体を選択出来ます。

●プラグイン・フォーマット
・AAX native(Mac のみ)
・VST3(使用出来るホスト・アプリケーションは限られます)

●動作対象のDAW
・Pro Tools HD 12.8.2以降(Macのみ / Pro Tools HD 11〜12.8.1で360pan suite「2」を使用出来ますが、「3」での使用開始をお勧め致します)
・Nuendo 7(※ビデオ画面上の表示や操作に、現在対応していません)
・Reaper 5

※最新の動作環境はメーカーサイトにてご確認の上、お求め下さい。

 

 

 

 

 

<<お問い合わせ>>
パワーレック(03-5456-8809)

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