WSRより”もっと”愛を込めて #70「楽器のケアグッズについて③」

皆さんこんにちは。
さて、今回は「楽器のケアグッズ」の3回目になる
接点復活剤についてのお話です。

接点復活剤も過去から色々なものを使ってきました・・・。
中にはキャビティーの中のドータイトを溶かしてしまうものや
塗布したときは良いのですが、
時間が経つと効果がなくなってしまうものなど様々でした。

大昔にまだGuitar Magazineでこのコラムを書いていた頃、
「SETTEN NO.1」というダイヤモンドカーボンナノ粒子を
深海ザメの肝油(スクワランオイル)に混ぜた、
接点導通改質剤を紹介したことがあるのですが、
ガリを取って、導通を改善するのには間違いなくNo.1です。
しかし非常に高価なもので、確か10cc位でん万円したような記憶があるので、
修理の現場としてはあまり実用的ではないんですよね・・・。

という事で、今は下記の2種類を使用しています。

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ガリ取りくん

ガリガリ君ではないです・・・(笑)。
基本的に接点復活剤はやたらと吹きかければよいというものではないので、
接点に直接刷毛で塗れるこの商品は大変重宝しています。

ポットの場合はシャーシを外すことが可能であれば、抵抗体に直接塗り易いです。
外すことができない場合は端子の出ている隙間から、抵抗体に刷毛を伸ばして使用します。

ちなみにサンハヤトというメーカーは日本で初めて「接点復活剤」を開発、発売した
メーカーさんらしいです・・・。

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METAL CONTACT

通称、「メタコン」という名前で親しまれていますよね?
コントロールの都合上、どうしてもガリ取りくんが使えない場所に使用しています。
でも、やはり「ブシュー」とは吹きかけないですよ・・・。
ボタンをじわじわと押していって、
あまりガスが出ないように液体だけが出るようなイメージで使用します。
万が一、スプレーが飛び散ってしまったら、拭き取ります。

では、また来月。