Deep

1

トラスロッドの調整ナットが、
木部が柔らかい事で食い込んで行ってしまっていたり、
元々の構造によってあまりに奥にある場合、
一般的なパイプレンチではロッド本体の
棒の部分と干渉してしまう事で六角部同士が
しっかりと噛み合わない事があります。

2

そういった際にロッド本体がパイプレンチの
奥に接触しない様に加工を施したレンチです。
レンチの奥の部分(底面)を凹型に加工してあります。
以前の記事で触れた頭の角部分の加工と同様に、
強度は多少下がってしまいます。

このパイプレンチで一度ナットを取り外した後、
可能であればワッシャー加工等の処置を行い、
通常のレンチでも調整可能な状態にします。

大久保