リッチライト

リッチライト指板のリフレットです。

近年、エボニーに代わる人工素材として、
多くなってきたこの素材ですが、
「リッチライト」って、この素材をを開発した
会社の名前なんですね・・・。

どういう素材かというのはいろんな方が書いているので、
割愛させて頂きますね(笑)。

実際にこの指板のリフレットを何本か行ってみて、
思ったことを書いてみたいと思います。

まず、見た目に微妙な繊維があるんですよね。
色は真っ黒なので、上質なエボニーに見えます。
エボニー指板のギターとリッチライト指板のギターを並べても
違いがわからないかもしれませんね・・・。

しかし、木製のハンマーで指板を叩いてみると、
エボニーは比較的、硬質な音がするのに対して、
リッチライトは樹脂特有のポクポクとした音がします。

この違いは出音にも、左手の感覚にも
大きな影響があるような気がします。

もちろん、個人的な見解なので多くは書きませんが、
エボニー特有の音の立ち上がりがマイルドになり、
押し弦時に反発して跳ね返ってくるような
左手に感じる硬さも和らぐような感じがあるんですよね。
私自身はエボニーと比べるなら
圧倒的にリッチライトの方が好きですね・・・。

そして、リフレット時の作業性の良さはエボニーに限らず、
他の指板材と比べてもかなり良いですね。

フレットを抜くという作業では
スタッドによる指板の欠けや割れが起こりませんし、

指板のすり合わせでは油分や水分がほぼ無いと思われるので、
研磨紙の目詰まりが起こりません。

そして、フレット打ちでは素材としての弾性が高い為か、
フレットの食い込みが非常に良いんですよ。
経年変化でフレットが浮いてきてしまうことは
まず無いでしょうね・・・。

10年、20年後にこの素材がどのように変化いくかは
今のところまだ分かりませんが、変化しないのであれば、
とても優秀な指板材なのではないでしょうか?

そして、メイプルやローズの代わりとなる人工素材が
そのうち出てきそうですね。
額田