リプレイスメントパーツのススメ!番外編

みなさんこんにちは
まだまだ暑いとはいえ、もう9月…秋ですねぇ。
食欲の秋、スポーツの秋、そして芸術の秋・・・。
そうです、文化祭シーズンですね!やはり当店でも毎年、今ぐらいの時期から
「文化祭で使いたいので…」なんてお客様が多くなる気が致します。

ギターやベースをご購入されてから練習を始めて、文化祭が初めての舞台!
という中高生の方も多いのではないでしょうか?しかしながら、練習や準備等で忙しく、
まして初めてのステージともなると自分の楽器の状態にまで気が回らず、思わぬタイミングで不具合が生じる事があります。
特に今まで楽器にトラブルが無かった人ほど、どこにどんなことが起りやすいのか体験していないので意外と無頓着だったりしますしね。
そこで、今回は「リプレイスメントパーツのススメ!番外編」という事で初心者でも分かる範囲で、かつトラブルとして起りやすい部分の
簡易的なチェックについてお話したいと思います。

まずは最もトラブルが多いと思われるジャック。普段、外気にパーツの接点が直接さらされており
シールドの抜き差しも頻繁…電気パーツの中でも消耗が早いのも頷けるでしょう。
まずはナットが緩んでいないかチェックです。指でつかんで軽く力を入れただけで回ってしまう様な状態は危険です。
このチェックはジャックに限らず、どの部分を見る時も最初に行いましょう。緩んでいるのに気が付かずにチェックを進めて
パーツを回してまい、中の配線が切れてしまうことがあります。また、セミアコ等のギターの場合だとボディーの中にパーツが
落下してしまう可能性もあります。大丈夫そうでしたら今度はいつもの様にシールドをジャックに突っ込みアンプのスイッチをON。
ギター側の音量はフル10にしましょう。アンプは適度に調整・・・。
それと、出来れば本番で使う予定の物があればそのシールドでチェックするのが望ましいです。

そしてそのシールドの先をつまみ、色々な方向に傾けてみましょう。
360度グリグリ…上下左右に十字にグリグリ・・・
どうですか?音が飛んだりノイズが入ってしまう様であれば、一概には言えませんが、基本的に交換を推奨します・・・。
中の壁に端子がぶつかっていしまいノイズや音切れが起きている場合は位置をずらすだけで良くなる事もありますが・・・。
勢い余って配線を切ってしまったりと二次災害の可能性もあるので、いずれにせよ問題があればお持ち込み頂ければ安全に対処させて頂きます。

1_2

次に、これまた音出ずのトラブルの原因になる事の多いスイッチ。
先程同様、まずはナットやネジが緩んでないかチェック。そして音を出したままカチャカチャと動かしましょう。
普段に切り替える時に動かす向きだけで無く、色々な方向に動かしてチェックしてみて下さい。
少し側面側に傾けただけで音が飛んでしまうようだと、スイッチ切り替えを頻繁に行う方は演奏中に症状が出てしまうかもしれません。
また、トグルスイッチの場合ですと構造上ある程度は仕方ありませんが、あまりにも勝手に真ん中のポジションに戻ってしまう場合は
交換が必要な事もあります。

今度はポットです。これもまずは緩みが無いかチェックですが、
ご自身でノブを外してナット部分を触る事が出来ない方も多いと思いますので、
0と10の状態からさらにそれぞれの方向へ少し力を入れてみて下さい。
これでノブと一緒にポットが回ってしまう状態だと他と同様、力が加わったりした際に配線が切れてしまう可能性があります。
緩みが無ければ、後は動作チェックですね。普段フル10で使っている人も、各ポットを弦に触れながら音を出しつつ回しましょう。
音が飛んだりノイズが入らなければOKです。
弦を触らない状態でポットを回した際に出るノイズに関しては、「WSRより”もっと”愛を込めて第27回」にて詳しい内容が
記載されていますので、こちらも一読していただければ幸いです。
http://www.ikebe-gakki-pb.com/wsr/?p=9660

2_2

標準的な構造の楽器でしたらここまでで電気系のチェックは大方完了したかと思います。
最後にストラップピンが緩んで無いかもチェックしておきましょう。
ここは音が出る出ないといった問題でなく、悪い状態のまま使い続けていると本体が落下したりして
大切な楽器に深刻な被害が起こる可能性もあるので、早い段階で対処した方が安心です。

と、ここまでチェックしてみてどうだったでしょうか?
今回扱った内容で問題がある場合は、なるべく早い対処が望まれます。
修理はお預かりとなってしまうので、練習等で使用したりと中々預けるのは気が進まない方もいらっしゃるとは思いますが、
肝心な時にトラブルを起こさないためにも、調整も兼ねて一度ご来店してみてはいかがでしょうか?
出来るだけ私共もお客様のご要望に添えるようには努力致しますので、ご来店お待ちしております!