WSRより”もっと”愛を込めて 第34回「ポット考察その6」

みなさん、お久しぶりです・・・。いかがお過ごしでしょうか?
大変申し訳ございませんが半年振りの更新になってしまいました・・・。
実は「ポットの話」はまだ続いているんですよね(苦笑)。

今回は「ポット考察1」でも少し触れている、シャフトのトルクのお話です。

近年、販売されているポットの多くはトルクが重く設定されていて、
ヴォリュームを頻繁に操作するプレイヤーにとっては多少なりともストレスを与えているようです・・・。

よって、Wolfgang Custom Low Friction PotYJM High-Speed Volume Potといった
逆にトルクがものすごく軽いものというのも販売されるようになって来ました。

しかし、わざわざ新たにポットを購入しなくても、ちょっとした改造でトルクを軽くする事ができるんです。

【CTSの場合】

Vintage styleと言われるシャーシの中心部からシャフトの先端が飛び出ているものを除いては
かなりのトルクがあると思います。

CTSポットの構造として、ディスクプレートとシャーシの裏側は常に接地しており、
摩擦を軽減するために使われている高い粘度のグリスがポットの回転するトルクを高めています。

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よって、トルクを軽くするためには、このグリスをキレイに拭き取ってあげて、
CRC556等の粘度の低い潤滑材を塗布してあげればOKです。

【国産の場合】

こちらの場合は構造上、シャーシを外してもシャフトを外す事は出来ないですし、
ディスクプレートやシャーシの裏側にグリスは塗布されていません。

では、何処にグリスが塗布されているのかというと・・・。
何と、スリーブとシャフトの間にグリスが塗布されているんでよね。

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シャフトはディスクプレートにかしめられているので、そう簡単には抜く事が出来ません。
よって、そのままシンナー等に漬けて抵抗体を傷つけないように、
シャフトを回しながらグリスを洗い流してあげます。

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その後に、CRC556等の潤滑材を塗布してあげると、驚くほど滑らかになります。

・・・というのが、改造方法なんですが、国産の場合は結構手間がかかりますね(苦笑)。
しかし、カーブの感じが気に入っていたりして、どうしてもこのポットじゃないと・・・。
という場合にはこういう手段を取ります。

そうそう、ご自分で作業される場合にはあくまでも自己責任でお願いしますね。

次回も続きます!!