リプレイスメントパーツのススメ!第17回「FIXER テールピースロックシステム」

みなさんこんにちは

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今回紹介させて頂くのは、GUITAR WORKSより発売されているFIXERというパーツです。
レスポール等のいわゆるギブソン系ギターに多く採用されているストップテールピース(以下STP)という
パーツを支えている、スタッド部分のリプレイスメントパーツになります。

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上記画像の弦の張り始めの部分がSTPですね。

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そしてそのSTPを支えているのがスタッドになります。
上記画像で「スタッドとSTP間の隙間」と(このギターの場合特にSTP底面)
「スタッドとアンカー間の隙間」があるのがわかると思います。

この隙間を無くし接地面積を広く取る事と、しっかりとスタッド及びSTPを
固定しガタつきを抑える事で、弦振動をロス無くボディ全体に
伝達させようというのが今回ご紹介するパーツです。

このパーツは上からSTPを押さえ込むスタッド部分と、
STPとアンカーの間に敷く台座部分の2つのパーツで構成されています。

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左が通常のスタッドで、右の物がFIXERです。
FIXERは通常のスタッドと違い下側には受けがありません。
※インチサイズとミリサイズの物がありますのでご注意下さい。

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こちらが前述の台座部分で、このパーツをアンカーの上に敷いてFIXERスタッドとSTPを挟み込む事で、
アンカーと接地させたまま固定させる事が出来ます。
この台座はサドルからの弦の角度が調整出来るように、3種類の厚みの物が用意されており、
左から2.5mm 4mm 5,5mmとなっております。
強いテンション感を得たい場合は薄いものを使い角度を深くし、
逆に柔らかいタッチが好みの方は厚いものを使うと良いわけですね。
今回は4mmの物を使いました。

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上記画像の様に取りつけ、その後通常通りSTPを取付け弦を張ります。
最後に上からスタッドを締めこみ完了です。

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通常のスタッドの画像と比べて隙間が無くなり、台座を介してしっかりとアンカーと
STP全体がしっかりと固定されているのがわかると思います。

今回のギターに搭載してのサウンドの変化としては、
まずアンプを通ずに生音の時点でも音量感が大きくなったように感じ、
出音に関してはSTPユニット全体を固定している事で余計な共振等が生じない為か、
搭載前と比べ音の立ち上がりが速くクリアな音像に聞こえました。
サスティーンに関しても音の減衰の始まりが遅くなったように感じ、
特にプレーン弦側でその効果を強く実感できました。
また、上記いずれの効果にしても好き嫌いを選び難いとても自然な変化で、
楽器の根本的なポテンシャルが向上したように感じられ気持ちよく弾く事が出来ました。

以前のコラムでご紹介した「Lockable Bridge」に近い変化が感じられ、
ギターに対するアプローチも近い商品なので、こちらと併用する事でより大きな効果が感じられるかもしれません。

また、改造等が必要なく取付け・取り外しがとても簡単で値段もお安いので、
ギター本体のカスタマイズ入門としても非常にオススメできるパーツです。

簡単な部品ではありますが、大きな効果を獲られるパーツだと思いますので、
気になった方は是非お試し頂くことをオススメします。