Gibson USA & Memphis 2016 Model 発表会 レポート

2015年11月27日

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先日、Gibson Brands Show Roomにて、Gibson USA、Gibson Memphis 2016年モデルの発表会が行われ、イケベ楽器も参加しました。David Winters氏、Jim DeCola氏、Mike Voltz氏が来日し、2016年モデルについてご説明していただきました。豪華ゲストアーティストによるトークショーとデモ演奏も行われ、Gibson社が2016年に送り出す、ニューモデルの魅力を存分に体験できた発表会でした。

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先ず、ジェネラルマネージャーのDavid Winters氏よりご挨拶がありました。自信と充実感に満ちた表情で「2016年はGibsonにとって最高の年になります。」と語りました。

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Jim DeCola氏による、Gibson USA 2016モデルの製品説明が行われました。現在ノーマルペグを搭載した”原点回帰”が行われた2016年モデルがありますが、新たにHigh-Performanceシリーズが登場します。

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High-Performanceシリーズには、ファームウェアがアップデートされ、より精度が向上したG-FORCEが搭載されます。

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ボディの内部構造もご紹介いただきました。進化を遂げたデュアルゴールドコンタクトジャック、ノイズの少ないゴールドコンタクトスイッチや、太く強度の高い配線材を使用するなど“音”に直結する部分に対して徹底的なアップグレードが行われました。

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また、High-PerformanceシリーズのLes Paul Standard、StudioにはDIPスイッチ機能を搭載。ネック、ブリッジピックアップにそれぞれコイルタップ/スプリットの切替ができ、1つのギターで、様々な音楽ジャンルに対応することができる画期的な機能になります。Gibson社が、ギターの新しい可能性を日々模索していることを感じ取れます。

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Les Paulシリーズではピックガードが簡単に取り外せるようになりました。ネジ穴を使用しないので、ギター本体を傷つける心配がなくなりました。

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High Performanceシリーズの全モデルに、ファストアクセスヒールジョイントが導入され、プレイヤーの手がハイポジションにアクセスしたときのプレイアビリティを向上させる加工が施されています。

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ナット部分は、チタン製で丸みを帯びた形状に変更したゼロフレット・アジャスタブル・ナットが搭載され、強度・チューニングパフォーマンス共に向上しました。また、サドルもチタン製にすることによって、ギター本体の鳴りはもちろん、アンプから音を出したときの存在感が増しました。更に、フレットは昨年のモデルより低めになり、クライオジェニック処理を施すことによって、より正確なピッチを得ることができました。

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High Performanceシリーズに付属するアルミ製のケースです。流線型で輝くボディルックスに目を奪われます。ルックスだけではなく、湿気の影響を受けにくく、高所から落とすなどのテストを行うことで高い耐久性を実現しています。伝統を守りながらも新しいギターを創っていきたいというGibson社の意匠を感じる出来となっています。

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伝統を守りつつも、それに固執することなく、ギターの新たな可能性を模索し続けるからこそ実現できたGibson USA 2016 Modelは、ギターの可能性だけではなく、音楽の新しいアプローチをも見出してくれるのではないかと思わせるような夢が詰まっています。

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ここでゲストアーティストとしてTHE BAWDIESのJIM氏が登場しました。ご自身とLes Paulのエピソードを愛情たっぷりに語りました。High PerformanceモデルのLes Paulを試奏し、進化を遂げてもLes Paulの魅力は健在であることを感じ取り、「弾きやすいですけど、弾きにくいような無骨な感じ。そこがGibsonの大好きなところです。」と語りました。

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続いて、Mike Voltz氏による、Gibson Memphisの製品説明が行われました。Mike Voltzの手に取られているのは新コンセプトモデルである“Memphis Jazz Series”のES-275 Figured Montreux Burstです。“日本には若く才能のあるジャズギタリストの方がたくさんいるので、その人たちのニーズに応えられるギターを届けたい”という想いから作られたギターです。

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こちらはES-275 Faded Cherryです。ES-275は、Gibsonの伝統とプレイヤーが求める演奏性を高次元に昇華した、ジャズギターの新たなる可能性を広げることを予感させる魅力が詰まっています。

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Premiereシリーズの、センターブロックとブレイシングには、サーマルエンジニアリング(木材を乾燥し専用の炉で減圧することによって、細胞レベルで木材を変化させる技術)が採用されました。これによって、木材が何十年も経過したような状態になり、より深みのある音が弾き出されるようになります。

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Historicシリーズからは1958年最初期のES-355が再度発売されます。バインディングがないネック、ブレーシングとネックはハイドグルー(ニカワ)接着、ブレーシングの素材にはアディロンダックスプルースを使用するなど、当時のギターを現代の技術を用いて蘇らせることへの情熱がさらなる深みへ到達していることを感じました。また、Coreシリーズでは、1959年の中でも細身のネックをプロファイルすることでネックはやや厚みを増し弾き心地を高めたものを採用し、Studioモデル以上にはチタンサドルを採用しました。

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Gibson Memphisだからこそのアプローチで、ギターの新しい可能性を広げ好評を得ている、ES-Les Paulも更なる進化を遂げています。理想のギターを創り出すことへのこだわりを感じられるGibson Memphisの2016年モデルは要注目です。

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ここでゲストアーティストとしてJiLL-Decoy associationのギタリストkubota氏が登場しました。一見、Les Paulのようなルックスをしている、ES-Les Paul Standardを試奏しました。「ルックスはどうみてもLes Paulにしか見えない。でもLes Paulのサウンドを持ちながら、箱物の鳴りがしっかりと出てきていて、素晴らしい。」と評価。

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続いて、ジャズギタリストの小沼ようすけ氏が登場しました。自分の部屋に写真を飾るほど憧れていたES-335を入手し、自身の理想の音が出せるようになってからはES-335一筋で活動していましたが、近年は新しい表現を求めて違うギターを使用しています。「自分の新しい表現をするための理想が詰まっている、一目惚れしました。」とES-275を試奏。「出音がアコースティック。繊細なフィンガータッチを確実に表現できる。」とその言葉を裏付けるかのような豊かな音色が会場内を包みました。

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最後はkubota氏と小沼氏による、熱いセッションが行われました。ES-275を構えたお二人の個性がぶつかり合い、小沼氏が仕掛けると、kubota氏は応え、kubota氏が仕掛けると、小沼氏は応えるというような白熱した展開に会場内は拍手喝采でした。

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