ひとことで「デビュー10周年」というと、それまでに起こった大きな出来事や劇的な変化をつい想像してしまうもので、実際にそういった変化が「進化」として受け入れられることも長く活動を続けられる秘訣のひとつでもある。
しかし、People In The Boxは劇的な変化を起こしたり派手な演出を行うことよりも、自分たちのペースの中でさまざまな試みを続けて「10周年」を迎えたバンドだ。非常に地に足の着いた自分たちの歩み、しかしバンドとしての進化を止めることもない、People In The Boxの10年は「地繋がり」である。今回はその「地繋がり」な活動と変化を、ベーシスト福井健太に伺った。
取材 / 立﨑隆宏(グランディベース東京)
ライブ写真 / 後藤壮太郎
自分がベースだからとかじゃなくアイデアを出していって。
― People In The Boxは今年でデビュー10周年という節目を迎えたわけですが、10年という年月の中で特に印象のある出来事などはありましたか?
音源制作していると、その都度気付かされることがあって、それの積み重ねで10年という感じなので、ずっと「地繋がり」で来ているという感覚ですかね。3ピースの、3人だけの音にこだわって、決められたルールの中で作っていこうっていうのが「Family Record」(2ndアルバム / 2010年10月6日発売)、いわゆる初期ですね。そこから「Weather Report」(4thアルバム / 2013年10月16日発売)の時期に作れるだけ作ろうっていうことになり。自分がベースだからとかじゃなくアイデアを出していって。なので「Weather Report」から規制が無く出来ていった印象がありますね。
― 「Family Record」は自由という意味で活動を語る上でも、1つの起点なのかなと思います。エンジニアさんが代わったのも2ndミニアルバム「Citizen Soul」(2012年1月18日発売)の時期かと思うのですが、明らかに録音の質感も変わったのが分かりますね。
井上うにさん(※)という、数々の作品を手掛けられている方なんですけど。音も素晴らしいですし、もうアレンジャー、プロデューサー、作曲家みたいなエンジニアさんで。一緒に作ってるという感覚でやってます。「Citizen Soul」のミックス確認の時に、僕が遊びで環境音とかを突っ込んだんですね。実家に帰って、ひぐらしの音を録ったり、雨音を録ったり。それをSE的に使おうと思って、井上さんに渡したら音源で大フィーチャーされてて 笑。そういう大胆さ、音の捉え方、意味立てというか、そういうのも面白いなと思います。
(※)井上うに・・・國府田マリ子、椎名林檎、東京事変、林原めぐみなど、数々のアーティストを手掛けるレコーディング及びミキシング・エンジニア。音楽プロデューサー、作曲家、編曲家、演奏者としての顔も持つ。
― 「Weather Report」で実際に井上さんがエディットした曲があるとも伺ったことがあります。
「鉱山」ですね。ぼくはその音を録った覚えが無く 笑。デチューンとかいっぱいされてて元々が何なのか分からない。
― 井上うにさんに依頼しようという案は、メンバーから出たものだったんですか?
そうですね。今まで手掛けられた音源とかを聴いて。
― 福井さんは2008年6月の途中加入ですが、ベースプレイに対して他のお2人が福井さんに言ったりもするんですか?
言われたりもしますよ。スリーピースバンドのベースを考えるのって、作曲に近いところにあると思っていて。曲を作る人の中で鳴っている音が絶対にあるので。最初から「ベースラインはこう」という曲もあるし、全く無しでコードやリズムに合わせてベースを考えていくということもあるんですけど。デモテープも加入してから途中ぐらいまでは全然なくて、スタジオに来てコードこんな感じみたいにやって、そこから作っていく感じで。なので最近、「Wall, Window」(5thアルバム / 2014年8月6日発売)あたりからですね、デモテープでのやり取りは。
― より「歌」で成立する仕上がりになっていった印象があります。昔だからとか今だからとかっていう感覚は福井さんは無いんですね。例えば、昔の音源を聴いて「青いな」、「恥ずかしいな」みたいなことってあるんですか?
ライブで久々にやる曲を聴き直したりすることがあるんですけど、青いなって感じは全く無くて。レック時に入れた細かいフレーズだったりを「あ、こう入れてたんだ」っていう別の視点で 笑。その当時やりたいことを音源にレコーディングされているから、聴いていて今じゃない違いが面白いですね。
― 今の話にも通ずるんですが、People In The Box 10周年サイトに掲載されている、井上うにさんのインタビュー(参照:People In The Box 10th Anniversary 井上うに Interview)が素晴らしいですよね。「“その場で音を録る”ということを大事にしている」というお話で、色んな方に読んで頂きたい内容です。10周年記念アルバム「Things Discovered」(2017年1月18日発売)のメンバープロデュース曲が3人ともインストなのは偶然なんですか?
偶然ですかね。(3人とも)やりたいことが、インストだった。
― それぞれのキャラが出ていたりとか、突飛なこともやっていない、地繋がりな感じがしますね。少し来年1月24日発売の「Kodomo Rengou」のことも伺っていいですか?
新譜はですね、制作期間がいつもよりも長くて、作りはじめたのは・・・2016年のあたまあたりから作ってたのかな。バンド的には、1つの作品を長くじっくり聴いてもらいたいという意思があって。一年に一回のペースでアルバム、ミニアルバムを出すっていう流れを自分達で一旦ストップして、ずっと水面下で温めて煮詰めてきたっていう感覚です。その間にも新譜の半分くらいの曲はライブなどで何回も演奏して練り上げて作られた作品でもあります。
― 最初から時間を掛けて煮詰めていこうということではじめた制作だったんですね。そんな中、8月2日には「Kodomo Rengou」収録曲も演奏されたライブDVD「Cut Five」が発売されたというのもすごいことですけど 笑。
笑。すごく大事に作ってきた、大切なアルバムですね。
― ライブで何曲か聴かせていただいた感じですと、この1~2年でやっていたことが、1度咀嚼して出すというよりもストレートに入っている感じですね。昨年マンスリーでやっていた時に、Rage Against The Machine(※)のカバーをやっていたら、新譜にもリフっぽいフレーズの曲が入っていたりなどして、あれは偶然なんですか?
(※)Rage Against The Machine・・・1990年にロサンゼルスで結成されたロックバンド。メンバーは、ザック・デ・ラ・ロッチャ、トム・モレロ、ティム・コマーフォード、ブラッド・ウィルク。2000年解散、2007年再結成、2011年以降は再び活動休止中。
偶然なのか、大ちゃん(山口大吾)のモードがそうだったからカバーをやったのかと。自然ですよね。その時の自分たちのテンションあるというか。なので初期から最近のものまで、その都度違うので面白いと思います。
― 新譜が発売されたらまたイベントをやりたいですね。1つ考えているのが、新譜の全曲解説というのをやっていただきたくて。
いいですね、それ。あと音作りとかもやりたいですね、セミナーで。
2015年9月6日に開催された、GRANDEY BASS TOKYO Presents Bass Meeting「福井健太(People In The Box)ベースセミナー プレイ編」告知画像。
2016年3月21日に開催された、GRANDEY BASS TOKYO Presents Bass Meeting「福井健太(People In The Box)グループレッスン初心者~中級者編」告知画像。
どんな楽器でも具現化できるかというのが大切なのかなと。
― 先日拝見させていただいたライブは、ほぼFender USA American Eliteの5弦ジャズベースでしたね。そこに至るまでのお話を伺いたいです。
Fender USA American Elite Jazz Bass V
そうですね、American Eliteの5弦は2016年の7月くらいに買いました。People In The Boxに入った時はアクティブしか持っていなかったんですけど、パッシブの方がミッドが素直に出る感じがして、そこでFenderさんにお願いしまして。Fender USA American Standardのプレシジョンベースを弾かせていただいて、購入しましたね。「Ghost Apple」(3rdミニアルバム / 2009年10月14日発売)は、プレシジョンベースのみです。「Bird Hotel」(2ndミニアルバム / 2008年12月3日発売)も全曲そうだったと思います。
― 「Bird Hotel」は大人しく感じる曲もありますが、「Ghost Apple」はプレシジョンベースのお手本のようなサウンドになっていますね。ではジャズベースはその少しあとなんですね。
「Family Record」の少し前くらいに、プレシジョンベースの演奏面で少し不満を感じて、やっぱりネックグリップで馴染むのがジャズベースだったので、Fenderさんに少し細い方がいいとお伝えしまして。
― 演奏面の改善もあるのか、「Family Record」あたりから少しトリッキーなプレイや技術的に難しいフレーズも多く出てきますね。いわゆるヴィンテージタイプでは無いものを使用していますが、比べてみたらしっくりきたということだったんですか?
American Standardの方がクリアにミッドが出てきて今やっている音楽には合いそうという第一印象だったんで、American Standardを買いました。ベースはバンドサウンドの中で聴こえる部分以外で要らないロー成分も多かったりして、1本で弾いてて気持ちいい音と、バンドの中で弾いて存在感のある音はちょっと違うなって昔から思っていて。試奏する時もそういったところを気をつけながら弾いてますね。一本で弾いて気持ちいい音じゃないと気分がノれないっていうのもちょっと違うなって。自分の中のタイム感をしっかり持って、どんな楽器でも具現化できるかというのが大切なのかなと思います。
― なるほど。そして5弦に至るわけですが、5弦を導入したきっかけは何だったんでしょうか?
もともとはローE以下の音が必要になって。サポートの現場で元の打ち込みの中でそういった音がしょっちゅう出てくる感じになって、5弦かなぁと思って。FenderからAmerican Eliteシリーズが出た時だったのかな。弾いてみたらパッシブとそこまで変わらない印象でアクティブの良さもあり、これだなと思って。あと、5弦のせいか4弦よりもボディやネックの鳴りが多いような気がしてしっくりきますね。それがバンドでもナチュラルなアクティブ感とローの感じがハマってる印象があります。
― では次にアンプ遍歴を伺います。
AmpegのSVT-350ですね。グラフィックイコライザー(※)が付いてて、それがすごく勉強になって。1曲ずつグライコを上げたり下げたりその繰り返しで、この音域上げると(ドラムの)キックとうまく混ざるのかとか、この音域が歌と近いから音が抜けない時はこの音域を上げればいいとか、それで周波数の勉強になりました。そのあとに今使ってるAguilarのAG500とDB410です。
(※)グラフィックイコライザー・・・低い音から高い音まで、いくつかの周波数を細かく上下できる機能。SVT-350は9バンド・グラフィックイコライザーで、9つの周波数を調整できる。
― AguilarのAG500とDB410のセットは、すごく福井さんっぽい組み合わせですね。
すごくミッドが抜けるんですよね。歪みながら輪郭のある音っていうのがDB410の特性だと思うんですけど、それがうまく出てきてくれて。アンプのツマミはフラット、12時くらいに全部してて。それでいい音が鳴るってすごいことだなって思ってて。あと今まで壊れたことが無いです。
― それはすごい 笑。そして次に、プリアンプやエフェクター関連に移ります。これが欠かせないというものはありますか?
さっきのアンプに戻るんですけど、AG500にセンドリターン(※)にしていて、アンプまでの音+センドリターンのパラレル方式(※)で、1つは歪んでて1つはベースの生の音が生きてるっていうのを歪みの場合はよく使います。BOSSのOD-3とフィルターを噛んでて、ボリュームペダルをブレンドみたいな感じで噛んでるんです。ずっと蓋をしているという感覚でボリュームペダルをゼロで。ボリュームペダルを踏んでいくと、だんだん歪みとかセンドリターンに掛けたエフェクトが乗ってくる。エフェクトを掛けなければブースターにも出来るし、これが1つの特徴なのかなと。
(※)センドリターン・・・アンプの中のプリアンプとパワーアンプの間にエフェクターなどの機器を繋ぐ為の回路。大抵はアンプの裏側に端子があり、シールドケーブルでエフェクターなどの機器を接続する。
(※)パラレル方式・・・エフェクトループ回路内を通った音と、プリアンプからの原音の2つの音をミックスして出力する方式。
― おそらくアンプのセンドリターンに音的にそれが合っていて、芯のあるヴィンテージっぽい歪みを入れると結構細くなってしまうんですね。なのでBOSS OD-3のいい意味でシュワシュワした感じが、使い方的にも合っているんだと思います。
なのでセンドリターンがパラレルじゃないとそれが出来なくて。だいたい1系統の行きっぱなしが主で、パラレルのアンプがなかなか無くて。だからAG500以外に替えが無いんです、今 笑。
― 足元でブレンダーとかで考え方としては同じようなことが出来るんですけど、でもそれはアンプを通ってないんで福井さんの考えとは違うんですね。それとは別に、ゴリゴリっとした歪みサウンドも福井さんの特徴の1つだと思うんですが。
MXR M80のドライブチャンネルで作って、オクターバーも薄く一緒に掛ける時があります。
― なるほど。MXR M80もサウンドの肝かなって思うんですが。リフを弾いたりする時の、ブリっとさせる意味合いでのMXR M80なのかなと。
オーバードライブやファズは低音との兼ね合いで歪みの音が散っちゃう印象があって、M80の歪みチャンネルは強烈で気に入ってます。あと歪ませるとフィードバックで音程が出てくるんですよね。フィードバックをフレット通りに動かすと、押さえたところの音でフィードバックしてくれるんです。そういう使い方もよくしてます。あとプリアンプ的に掛けっぱなしのものは、M80のクリーン・プリアンプと、FreedomのQuad Sound Bass Pre AMPですね。
― あと、ここまで流行る前から使用しているのがオクターバーですよね。
MXR M288はここぞとばかりに踏んでます。これは分からない程度に掛けるのが、曲の中では使いやすいかなと。ドライは上げつつ、他は下げて。
ずっと考えて探し続けてるっていう感覚なんです、自分の中で。
― 今までのフレーズやアレンジで、1番きた!というのはありますか?
それ、すごく聞かれるんですけど。作品を作り終えても、ライブでまた新しいことを試したりとか、ずっと考えて探し続けてるっていう感覚なんです、自分の中で。
― 考え方自体がすごくフラットですよね。スタジオでセッションしながら作る時はその場で考えていくと思うんですけど、その録音を家に持ち帰って、さらに煮詰めて次のスタジオでやってということをやるんですか?People In The Boxは似通った曲が無いというのも凄いことだと思うんですが。
家で考えたり、ずっとやってます。フレーズに関しては、考えれば考えるだけいいんだろうなっていう感覚ですかね。1曲1曲のことを考えて、ずっと頭をオープンにしておくというか。こうすれば無難でしょうみたいな感じではなく、楽曲がより良くなって行くことを考えてるんです。最初は初期衝動的な作り方もあって、その場のノリっていう感じではじめたんですけど、そこから自分のフレーズで鼻につく瞬間があったりするんで、そういう時にずっと考えてるっていう感じですね。
― そういう時は、誰かがプロデューサー的な感じで言うのではなく、3人それぞれが均等に発言し合う感じなんですか?
そうですね。
― それは凄いですね・・・どうしても誰かが引っ張る形になることが多いと思うんですけど。その中で作りこむわけですね。
もちろんそれもあります。あと、スタジオに入ると3人だけの音になってしまうので、最近は考慮しながら頭の中に色んなうわものが鳴ってたりとかそういうことも考えながら、ここは落ち着いたベースラインだけどレックでは重ねがあるから大丈夫だよね、とかそういうやり取りは多くなりました。シンセやパーカッションが入ってくるとか、そういう前提で作るとか。
― 福井さんはよく音楽を聴かれると思うんですが、この10年間でミュージシャン・福井健太的に視野が広がった音楽などはありますか?
色々聴きますね、視野が広がったものなどは沢山あってどれを言ったらいいのか分からない 笑。影響を受けてとかそういうことは・・・。ベースをはじめたきっかけはGLAYのJIROさんです。
― 僕たちはポイントで見ているので、ここでガチャと変わったって感じやすいと思うんですけど。
親戚の子供に久し振りに会った時みたいな 笑。
― だから中学生になって急に金髪になったように見えるけど、中学に入ってからしたかっただけで、本人からしたらそれは地繋がりというか。
そうかもしれない!笑。前から俺らのモチベーションはそうだったよ、みたいな。
― 5弦を持ちはじめたら「あ!福井さん5弦を持ちはじめた!」って見ている人は思うけど、前から必要だったし探していたし、という。もっと分かりやすいターニングポイントがあるのかなと思っていたんですが、良い意味で全て地繋がりという。
そうですね。
― あえて伺うんですが、「今日はベストライブだった!」というライブはありますか?
自分の中では、その時の趣旨とかやりたいことに対しての評価だったりするので、他のライブと比べるということは無いんですけど。なので、もっと面白いライブをやっていきたいなという感じですね。ライブに関して言えば、2016年にやったマンスリーのプロデュースライブ(※)が、よく働いたのかなって。自分たちで曲を選んで、1人がアレンジして2人に投げて、その経験が結構ライブでの遊びだったり、1つ1つの趣旨だったりに結びついているのかなって思います。
(※)CLUB QUATTRO MONTHLY LIVE <<福井健太(Ba) Produce day>>・・・2016年3月6日、渋谷CLUB QUATTROにて開催。
― 表に見せるテーマと、自分たちのテーマや課題だったり、そういう意味をすごく立ててやってますよね。
それが分かりやすく企画ものだったりネタっぽくないというところが、その方が自分たちに合ってるっていう感じです。やっぱり、バンドですから。
― またあえて伺うんですが、最近うわものとかを入れることを意識していたりするじゃないですか。以前チェロの方と一緒に演奏したりもありましたし。他のパートを加えていくみたいな話って出たりするんですか?
音源だと波多野ちゃん(波多野裕文)がいろいろやってるので。またやれたら面白いと思うんですけど、今は3人で演奏していきたいっていう感じですかね。
― 3人で出来ちゃいますからね。「地繋がり」で進んでいますけど、悪い意味じゃなくドラマチックじゃないですよね 笑。演奏に関しても淡々とやっているように映るかもしれないんですけど、以前のライブ後に「グっときちゃって」って聞いて新鮮だったんですよ。
ありますよ。曲の世界に入り込みすぎたのかもしれないですね 笑。
― フレーズの動く動かないとか、アレンジが凝ってる凝ってないとかはあまり関係ないっていう感覚が、People In The Boxの3人にはあるのかなって思うんです。ちなみに他にやってみたい楽器とかあります?
和楽器とかやりたいですね。篳篥(ひちりき)とか笙(しょう)とか。曲に入れ込むのではなく、一人でやりたいです 笑。
― 笑。では、ベーシストとして今後やりたい、こうありたいといったことはありますか?
とにかくずっと続けていきたいですね、って毎回思うんですけど、どんなペースになってもやっていけたらなと思います。
― People In The Boxでの活動とは別に、サポートの仕事もやられていますが、People In The Boxとサポートの仕事はやはり全然違うものですか?
自分の中では結構一緒ですね。同じ軸で考えてて。また違う方と演奏するのは楽しいですし。ミュージシャンとして演奏できる場があるのが嬉しいです。
福井健太(ふくいけんた)
ベーシスト
1987年5月23日 O型 岐阜県出身 東京。
幼少の頃から楽器に触れる機会が多く、ギターを弾いていた兄とGLAYのJIROの影響で11歳から独学でベースを始める。
以降、ロック、ポップス、ジャズなどに影響を受け、バンド活動も経験。
専門学校卒業後、一度は就職して音楽から遠ざかるものの、知人の紹介により、2008年6月にPeople In The Boxに加入した。
バンドは2009年にメジャー・デビューを果たした。
並行してアーティストのライブ、レックにも参加してサポートプレイヤーとしても活動中。
エレキベースだけでなく、フレットレスベース、ウッドベース、シンセベースなども
積極的に取り入れプレイの幅を広げている。
Twitter : https://twitter.com/kentafukui
福井健太 Official tumblr : http://fukuikenta.tumblr.com/
People In The Box Official Site : https://peopleinthebox.com/
『Kodomo Rengou』
2018年1月24日(水)発売
価格:2,500円(税抜)
CRCP-40540
1. 報いの一日
2. 無限会社
3. 町A
4. 世界陸上
5. デヴィルズ&モンキーズ
6. 動物になりたい
7. 泥棒
8. 眼球都市
9. あのひとのいうことには
10. 夜戦
11. かみさま
12. ぼくは正気
People In The Box
10th Anniversary「The Final」