Gibson Custom Shopスタッフ来日。ポールコゾフLP、エースフレーリーLPC、そしてリファインしたES-175を語った。

2012年3月13日

2012年3月、Gibson Custom ShopのThom Fowle氏、Edwin Wilson氏、 Gibson Custom MemphisからはR&D Product Developmentの Michael Voltz氏が来日。(Photo L to R : Edwin Wilson氏、Michael Voltz氏、Thom Fowle氏)

実はThom氏、Edwin氏は震災が発生した一年前の三月にも来日していたがそれに臆することなく再来日し、イケベ各店を訪問、ギブソン担当スタッフ達とも親交を深めた。

2011年7月のギブソンカスタムショップ訪問時に

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そしてGibson Japan社内のスタジオにて3本の新製品レセプションが行われた。

ず1本目は2012NAMM Showで話題を浚った“ポールコゾフ”レスポール。冒頭、トム・ファール氏による熱いデモンストレーション・プレイで、伝説となった滑らかでむっちりとしたサスティンが効いたコゾフ・サウンドを披露。その後、Historic Program Managerエドウィン・ウィルソン氏の製作者ならではの細部にわたるコメントが続く。


ール・コゾフが使用したバーストは何本かが確認されているが、こちらはコゾフ氏の友人が現在所有する“Green Lemon”にフェイドした1本をプロファイル

ブソン・カスタムショップのプロファイル技術の高さは今までのシグネチュアモデルで実証されているが、今回も、赤が完全に抜け、パーツの下までほぼブラウン程度まで褪色した独特のカラーや、個体の特長が出やすいネックヒール部を始めとした全体の形状を余すところ無く3Dスキャンし徹底的に再現している。またネックプロフィールなど通常の59モデルと同仕様で問題なかった部分もあるというエピソードには、平均値から生み出されたというヒストリックコレクションの再現度の高さを窺い知ることが出来る。


ローヴァーペグやスピードノブ等外から伺える特長以外に、実機をチェックしたエドウィン氏により「4フレットで完全に折れ、そこから上のネック部分は全て差し替えられたもので、ヘッドフェイスのギブソン・ロゴのみがオリジナルのネックから剥がされて移植されていた。」という衝撃的な事実が語られた。また、実機の測定により採用されたピックアップ「Custom Bucker」も伝説のコゾフ・サウンドの復活に一役買っている。

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Paul Kossoff 1959 Les Paul Standard

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して二本目は、日本のギブソンファンにはすでにお馴染みのエースフレーリーモデル。

ちらは現在エースの友人が所有する実機を、エース本人がギブソン・カスタム・ショップに持ち込んでプロファイルしたとのこと。実機の1974年製レスポール・カスタムは、ザグリ拡張のためにマイナスドライバーとハンマーで無理やり加工したと思しき痕跡があり、さらにブリッジピックアップのみアウトプットされる配線も実はフロントに切り替えると少し音漏れするという非常にDIYかつワイルドな状態だったとのこと。

機がそのような配線になっているのであえてそのままにしているが、フロント&センターPU自体は正常なものをマウントしているので、もしそれらのPUの音も出したければトグルスイッチを交換して配線しなおす必要があるそうだ。

KISSのド派手なステージを思い起こさせずにはいられないサンバーストに3PUのスタイルはもちろん、特徴的なペグノブや打ち直されたエンドピン、センターのみやや杢の入った3Pメイプルトップなど、このモデルでしか醸し出せない存在感をぜひ手にとって味わって欲しい。

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Ace Frehley Budokan 1974 Les Paul Custom

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後に紹介されたのは大幅にリファインされ生まれ変わったES-175だ。ここからはプレゼンターがGibson Custom Memphisのマイク・ヴォルツ氏に代わる。

りヴィンテージライクな素晴らしい完成度で世界中を湧かせている「Gibson CUSTOM SHOP ES-330 VOS」そして「Gibson CUSTOM SHOP Kazuyoshi Saito KS-330 Ebony VOS w/Bigsby」の仕掛け人とも言えるヴォルツ氏が、その手腕を発揮して誕生した今回の「ES-175」。このために奥様を説き伏せて1959年製のヴィンテージES-175を自ら購入し、徹底的に分析したというほどの拘りようだ。

>>ヴォルツ氏監修のGibson Custom Memphisの実力をイケベ各店でチェックする。
Gibson CUSTOM SHOP
ES-330 VOS

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Kazuyoshi Saito KS-330 Ebony VOS w/Bigsby

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定番モデルであり、1949年の登場以来一度も生産が打ち切られた事がない超ロングセラーモデルES-175。今回は既存モデルの改良というよりも、完全に生まれ変わったと考えて良く、大幅なリファインを経て素晴らしい完成度を見せている。1PUモデルと2PUモデルが用意されている。

ィンテージ好きなら、一見してカッタウェイやピックガードの形状、位置関係が改善されたことが分かるだろう。

して1959年製の実機を分析することにより、ブレーシングの変更、サイドに単板メイプルの採用、ネックジョイント部&ボディエンド部のブロック形状の変更、素材や厚さにも拘って製作された“ジグザグ”テイルピースの搭載、バインディング、指板の厚み、さらにはネックエンド下の形状に至るまで徹底的に再現されているという。

回用意されたプロトタイプは、画像のネックヒール部からも分かるように左右に張り出し感のあるスクエアでガッシリとしたネックシェイプだったが、製品版がどうなるかも気になるところ。

ィンテージで探すとなるとトップ落ちの発生などコンディションの点でも悩ましいES-175なので、ここまで完成度の高い新品の登場は嬉しい限り。

※2012年3月現在、新バージョンのES-175は入荷待ちとなっております。

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たレセプション後の懇親会にて、ロックハウスイケベ池袋のギブソン担当佐藤がマイク・ヴォルツ氏とブルースセッションをプレイ。アンプラグドでこういった楽しみ方が出来るのもフルアコならでは。トップにマウントされるパーツ重量の違いにより、生音がよりオープンな1PUモデルとタイトな2PUモデルだったが、アンプにプラグインした場合のサウンドヴァリエーションも含め、自分のプレイスタイルに合ったセレクトをしたい。

ックハウスイケベ池袋では今後もアーチトップモデルのラインナップを充実させるとのこと。
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Thank You Gibson !

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