カナデルチカラ・インタビュー|アポロノーム(Next Age Music Award 2020グランプリ)

2020年12月26日


 
コロナ禍との付き合いを見越してこれからの活動を考えなければいけない、そんなことが現実的になりつつあった今年2020年の夏。
 
池部楽器店も協賛に名を連ねている学生による学生のための音楽コンテスト「Next Age Music Award 2020」は、従来の方法とは異なるオンラインでの開催となり、一回もライブ演奏を行う場を設けることができないまま授賞式まで執り行われ幕を閉じました。
 
音楽活動を止めざるを得ないアーティストやバンドが多かった状況下でも、活動を継続しつづけエントリーしたアーティストやバンドは昨年2019年の約半数。その中から2020年度のグランプリを受賞したのは、大阪豊中を拠点に活動する女性ツインボーカルバンド「アポロノーム」でした。
 
「今だからこそ」と、世の中全体がオンライン中心となっている環境を活かし自粛期間中から積極的にSNSを中心に発信を行ってきた彼女たちに、その揺るがない原動力と、それを培ったバックホーンを、楽器へのこだわりとともにお話を伺いました。
 
 

取材:C.H.(マーケティング室)
構成・文:Y.K.(Ikebe CREATIVE)
協力:AGESTOCK

※2020年12月8日リモート収録
 
 
 
 
 

「確実にわたしたち4人全員が音楽性や方向性を定めることができたなって。」(おおにしれいあ)



 
― 本日はライブの前にお時間をいただきありがとうございます。さっそくなんですが、「Next Age Music Award 2020」グランプリ受賞おめでとうございます!
 

全員:ありがとうございます!
 

― 11月18日に行われた授賞式の様子をSNSにアップされていましたね。受賞の瞬間はいかがでしたか?
 


 
おおにしれいあ(Vocal、Acoustic Guitar/以下、おおにし):本当に「グランプリがいい!」ってずっと願っていたのでただただ嬉しかったけれど、(授賞式が)リモートでわたしとおーしゃんしかいないという状況だったので(リモート授賞式は2名で参加)、もっとわーって喜びたかったって思いましたね。
 

ちゃぎ(Keyboard):けっこう喜んでたよ 笑
 

おおにし:笑。YouTubeの配信を観てくださった人に、直接観ていただきたかったなって。
 

― 今回、審査から授賞式まで全てリモートで制限がある中だったと思いますが、十分喜びは伝わってきましたよ 笑。今まで他にもオーディションやコンテストには参加されていたんですか?
 

おおにし:バンドが始動したての頃(2018年秋)に、「十代白書」っていう大会があって、予選でグランプリをいただいて決勝まで行かせていただいたんですけど、その時は決勝では何も賞は得られなくて悔しかったんです。(今回は)ちゃんと賞をいただくのが初めてで、(さらに)グランプリだったので。オーディションにも慣れていない状況だったので、すごく夢みたいでした。
 

 

― 始動したてで「十代白書」の決勝まで行くのもすごいことだと思うんですけど。
 

おおにし:アポロノームが始動してまだ…
 

辻村アリサ(Vocal/以下、辻村)ちゃぎ:2カ月。
 

おおにし:だったので、まだよく分からないまま決勝に行かせていただいたので。今回の大会が自分たちで「こうしていきたい」っていうものが固まった上で受けさせていただいてグランプリを獲れたので、達成感はその時(「十代白書」)よりも大きかったなと思います。
 

ちゃぎ:うんうん。
 

― 今回は「こうしていきたい」というものが明確になったということですが、具体的に何かきっかけがあったんですか?
 

おおにし:以前まではいろんな(種類の)楽曲を作って自分たちの楽曲の方向性が定まらないままというか、いろいろ作って試してっていう状況だったんですけど、コロナ禍の自粛期間にリリースしたミニアルバム『Amor』(4月18日発売)の制作あたりから、ちょっとずつわたしたちが目指していきたい音楽性がどんどん見えてきた気がして。
 

 
おおにし:そのあとにリリースした配信シングルの『Ribbon』(9月30日配信)で確実にわたしたち4人全員が音楽性や方向性を定めることができたなって思います。コロナ禍で自粛期間が続いて自分たちの音楽を見直す機会があったことが大きくて、それで「今のわたしたちらしくポップに音楽を鳴らしていきたい」っていうところに定まったんです。
 
 
 
 
 
 

「動きを絶対止めない、止めてたまるかっていう感じで。」(ちゃぎ)



 

 
― …みなさんって学生ですか?
 

おおにし:おーしゃんとちゃぎが学生ですね。
 

― 今年はさまざまなことが規制されて、音楽活動はしづらい一年だったと思うんですが、アポロノームの今年一年の活動を見ていくとミニアルバムのリリースや、ホームであるライブハウスの支援に繋がる活動、オンラインセッションなど、いろんな活動をされていますよね。積極的な活動の根底にあったものは「今だからこそやらなきゃ」というものだったのか、どういう思いでこの一年は活動されていましたか?
 

おおにし:ほんまに、「今だからこそやらなきゃ」ですね。本当にそうでした。
 

ちゃぎ:動きを絶対止めない、止めてたまるかっていう感じで 笑
 

全員:
 

ちゃぎ:ちょうどミニアルバムのリリースが自粛期間と重なっていたので、ミニアルバムの楽曲をメンバーそれぞれが家で「歌ってみた」や「弾いてみた」をやってSNSにアップしたり、その時だからこそできることを手当たり次第にいっぱいやって絶対動きを止めないっていう心意気で過ごしてました。
 


 
― コロナ自粛でできることが減ってモチベーションが落ちてしまう人も多かったと思うんですが、アポロノームのみなさんはこの期間を利用して自分たちの音楽性を固めたり思いを強くしたんですね。コロナ禍での練習はどうされていたんですか?
 

おおにし:自粛期間でスタジオが閉まっている間はメンバー同士も会えなくて、再開し始めてからわたしたちもちょっとずつスタジオで練習してっていう感じです。自粛期間は本当にみんな自粛して、一人で家で練習ですね 笑
 

― 練習を再開できたのはいつだったんですか?
 

ちゃぎ:自粛期間明け初のライブ(アポロノーム生配信ワンマンLIVE『アポロランド特別編』~画面の向こうへ、愛よ届け!~)が6月25日に無観客であって。コロナ禍やけどわたしたちも(元気に)やるし、みんなにも元気になってほしいなってコンセプトで。初ワンマンが自粛期間明けの初ライブやったんで、それに向けて6月末は(練習の)頻度も増やせないから回数を絞って(スタジオで)みんなで合わせてました。
 


 
 
 
 
 
 

「本格的にもっと上を目指して頑張りたいなっていう気持ちが強くなった。」(おおにしれいあ)



 

 
― メンバーで合わせる練習は自粛期間が明けるまでは難しかったと思うんですけど、個々での練習はいかがでしたか?自粛中に練習時間が増えたりしましたか?
 

おーしゃん(Guitar):かなり 笑
 

全員:
 

おおにし:メンバー1人ずつ「弾いてみた」や「歌ってみた」動画を持ち寄って、4人合わさったリモート動画を(SNSやYouTubeに)アップさせていただいたんですけど、わたし個人も2日に1回くらいインスタグラムに弾き語りのカバーをアップしたりしてましたね。本当に時間があったので、毎日アコギを持って歌って、動画を撮って。
 


 
― おーしゃんさんとちゃぎさんはまさにそうだと思うんですけど、今年は学生を始めとする若い世代もいろんな規制を受けましたよね。例えば大学がオンライン授業になってしまって友達と会えないとか、アルバイトが以前のようにできずに経済的に厳しくなってしまったといった話をよく耳にしました。皆さんもそういったものを実感する瞬間ってありましたか?
 

ちゃぎ:(このメンバーは)無さそう 笑。それこそメンバーでビデオ通話したり、みんなオンライン飲み会とか積極的に参加するタイプなので。
 

全員:
 

ちゃぎ:そういったものでフラストレーションは発散して、メンバー間でバーっと言い合ったりとかはしてましたね。
 

― できないことが増えて実際にフラストレーションもあったけど、仲間がいて音楽があったからそんなに辛いということはなかったという感じですね。コロナ禍になる前に自分たちの音楽を見直す機会があったと仰ってましたが、コロナ禍の中でより強固になったものとか、覚悟が決まったもの、気持ちの変化などはありましたか?
 

おおにし:やっぱり、コロナ禍の自粛期間でメディアとか見る機会がたくさん増えたので、テレビに出演されているアーティストの方たちを観て、本格的にもっと上を目指して頑張りたいなっていう気持ちが強くなったとわたしは感じていて。やっぱりそう思うからこそ頑張ろうと思えて、それが4人とも一緒だったかなと思います。コロナ禍の自粛期間は大変でしたけど、そのおかげでけっこう4人の気持ちは固まったなって思っています。

― 最近、おおにしさんと辻村さんのボーカルのお二人で、「Affy」というユニットを組まれて発信されていますが、それは自分たちの表現の幅を広げたいといった気持ちもあるんでしょうか?
 

おおにし:そうですね。わたしたちのことをもっと知ってほしいなという思いで、ちょっとでもわたしたちのことを知ってくださる方が増えますようにという感じでカバー動画を上げさせてもらっています。
 
 
 
 
 

「そういったことが身をもって体感できるのは…やったぁって感じです。」(ちゃぎ)



 
― 7月23日には有観客のライブを再開されてますね。この日がリスタートということですかね。
 


 
― 4か月ぶりの再開ということで、人数を制限して、お客さんも声を出さないといった最大限に気をつけた状態だったと思いますが、これはお客さんは座り席でしたか?
 

ちゃぎ:いえ、ステージ前に配信のカメラがあって、奥にお客さんがスタンディングでいる配置でした。
 

― わたしは先日久しぶりに有観客ライブに行ったのですが、テーブル席でマスクをしているのでお客さんが本当に楽しめているのか分かりづらい状態だったんです。お客さんもどこまで以前のように楽しんでいいのか緊張がある感じで。お客さんの表情が分かりづらい、距離を空けつつ、という緊張感が少なからずある中で7月23日のライブをやってみてどう感じましたか?
 

おおにし:でも、(お客さんが)いる!っていう喜びがすごすぎて 笑。3~4か月ぶりの有観客でしたし、その前に配信ライブしかやっていなかったので。配信ライブは収録みたいな感じやったので。
 

ちゃぎ:本当に(お客さんが)いるだけで。
 

おおにし:嬉しい~!って楽しくなっちゃって。会えてない期間が長すぎて。
 

ちゃぎ:手が上がってる~!って。
 

おおにし:そう、手が少し上がってたり、ちょっとでも目が笑ってそうな感じやったから、十分に楽しかったというか満足な感じで。久し振りっていう嬉しさがすごかったですね。
 

― 実際に目の前にお客さんがいるライブはぜんぜん違いましたか?
 

ちゃぎ:感想とかも言っていただいたりできるので。久し振りというのもあるし、7月23日はもともとコロナ禍で全部中止になったツアーの振り替え編という感じだったので、ほんまにお客さんも自粛期間を耐えてきた中で、わたしたちにも「楽しみにしてたよ」って声を掛けてくれることが多くて。そういったことが身をもって体感できるのは…やったぁって感じです 笑
 

全員:
 

― やっぱり、お客さんに喜んでもらえたり感想がもらえたりするのは、ライブをやる醍醐味でもありますよね。まだ感染者数が増えてきて不安な日々ではありますけど、また大変なことがあってもアポロノームのみなさんは「わたしたちは大丈夫」って感じがしますね。
 
 
 
 
 
 

「どんな音に自分の声が化けてくれるか楽しみ。」(辻村アリサ)



 
― では、池部楽器店は「楽器店」ということで、みなさんのお持ちの楽器について伺いたいんですけども。おおにしさんはYamahaのアコギ、AC3M AREですね。
 

 
おおにし:そのアコギは本当に最近買ったんですよ。それまではお兄ちゃんのYamahaのギターをずっと借りてたんですけど、お兄ちゃんに「返して」って言われて 笑。自分のアコースティックギターがちゃんと欲しいなって思ってお兄ちゃんに相談して、2週間前くらいに届いて。今日ライブで初めてそのアコースティックギターを使うんですけど、すごく愛情が止まらないです。
 

全員:
 

おおにし:最近手に入れたので前にリリースした楽曲の時はそのギターではないんですけど、いま新しい曲を作る時はずっとYamahaのギターを弾きながら歌ってます。
 

― これまでお兄ちゃんから借りていたということは、今回購入した一本が特別な一本目ということですね?
 

おおにし:そうなんですよ。初めて自分でアコースティックギターを買って。
 

― けっこういいアコギですよね。
 

おおにし:そうです 笑。けっこういいアコギです。
 

― つづいて、ちゃぎさんが使用されているのは、RolandのJUNO-Diですね。
 

 

ちゃぎ:JUNO Diを買ったのは今年の2月ですね。その前に使っていたもっと古いモデルのJUNO-Dが接触不良で壊れちゃって新しく探していた時に、スタジオでJUNO-Diを置いてあるところが多くて使わせてもらったりして。ネットで調べた時に、現行の新しいモデルはパネル内で操作するんですけど、JUNO-Diが最後につまみを搭載していたモデルで使いやすいって書いてあって。「白のキーボード使いたいな」って思ってたところでたまたま白のJUNO-Diを見つけて、そういったところがマッチして買いました。
 

― 現行の新しい機種はJUNO-DSですね。ちゃぎさんにはJUNO-Diの方が使いやすいんですね。
 

ちゃぎ:バンドに寄りけり、人に寄りけりだとは思うんですけど、使いやすさとかが見た時にいいなって思って買いました。
 

― そうなんですね。つづいて辻村さんのマイクなんですが、Neumann KMS105 NIですね。このマイクとの出会いなどを伺ってもいいですか?
 

 
辻村:このマイクも…3日前くらいに新しくして、まだ2回くらいしか使ってないんですけど、ライブで使うのも今日が初めてで。どんな音に自分の声が化けてくれるか楽しみなところがありますね。
 

― なにかマイクを変えるきっかけがあったんですか?
 

おおにし:もともとわたしが新しいマイクが欲しくて…それこそ「Next Age Music Award 2020」でいただいたSHURE KSM8が前から本当に欲しくて 笑。もともと買うつもりだったんですよ。グランプリをいただいた嬉しさもあるけど、賞品をいただいた喜びもめちゃくちゃあって。
 

 

全員:
 

おおにし:わたしがもともとSHURE KSM8が気になっていて、そのマイクを試したいって思っていつも地元でお世話になっているライブハウスの方とわたしとアリサたちで楽器屋さんに行って。わたしがSHURE KSM8を試すし新しく変えるなら、アリサももっと合うマイクを見つけたいねって話して、合うマイクを試してアリサはそのNeumannの…
 

辻村:KMS105 NI。
 

おおにし:が合うよってなって。
 

― みなさん今年新しい相棒を迎えているんですね。最後におーしゃんさんはいかがですか?いまはmomoseのSTタイプですね。
 

 

おーしゃん:もともと探してはいたんですけど、これも今年買ったもので、たまたま見かけて弾いたらよくて。一目惚れで買いますって感じだったんですけど、すごく鳴ってくれるので愛用してます。それまではぜんぜん違うギターを使ってたんですけど、無理やりそれに変えるくらいいいギターなんで。ルックスも鳴りも、満足して使ってますね。
 

― みなさん、今年のこの状況で「自分たちの音楽をより発信していこう」っていう姿勢があったから、相棒となる楽器もワンランク上げてということがあったんですかね。ちなみに、池部楽器店からのプライズで10万円分の商品券をお送りしてまして、おそらく心斎橋の大阪プレミアムに来てくださるのかなと思うんですが、なにが欲しいですか?
 

おおにし:メンバーで話していたのは、それこそ今日のライブから同期を加えてやるんですけど、その時のイヤモニがけっこうお高いので 笑。イヤモニを買おうかという話をしています。
 

― みなさんのご来店をお待ちしております!笑
 

全員:ありがとうございます 笑
 
 
 
 
 

「世界中の人に届けられるコンテンツを作っていけたらなって。」(おーしゃん)



 

 
― みなさんがこういう人になりたいっていうアーティストさんってどなたですか?
 

おおにし:みんな違う?
 

ちゃぎ:うん。
 

おおにし:わたしは、Official髭男dismさんやあいみょんさんとか、国民的なアーティストさんにずっと憧れていて。バンドを始めてからいろんなバンドも好きになりましたけど、やっぱり憧れを抱くのは第一線で活躍されている人たちで、ああなりたいなって眼差しで観ちゃいますね。
 

 
― ヒゲダンはわたしも好きです。ちゃぎさんはどうですか?
 

ちゃぎ:わたしは、(今年の)定まってきたアポロノームの路線に近いんですけど、大阪のアイビーカラーというバンドが高校生の時からすごく好きで。ライブを観に行かせていただいたり動画でカバーさせてもらったりしていて、いつかああなれたらいいなって思ってます。
 

 
― 辻村さんはいかがですか?
 

辻村:わたしは、女王蜂っていうバンドが好きなんですけど、そのカリスマ性とか内から出る魅力がすごく好きで。そういう人間的な魅力が(自分たちにも)付いたらいいなって思いますね。
 

 
― ちょっと(ZOOMの画面から)見切れてますけど、おーしゃんさんは…
 

おーしゃん:すみません。ぼくは、もともとゆずとか星野源さんとかJ-POPがすごく好きで憧れでもあるんですけど、最近はBTSにすごくハマってます。
 

 
全員:
 

おーしゃん:ほんまに、ああなりたいというか、あの手この手で世界に行きたいなってBTSを観てすごく思ってます。映画の主題歌だったりアニソンだったり、日本だけじゃなくて世界中の人に届けられるコンテンツを作っていけたらなって。あとはダンスとかをしたいなって 笑
 

おおにし辻村ちゃぎ:それは頑張ろう 笑
 

― おーしゃんさん、ダンスをやられてるんですか?
 

おーしゃん:いえ、全くです。運動神経が悪いんで 笑。でもいろんな手法で世界へいけたらなって思ってます。
 

― 笑。みなさんは曲を作る時に、どういう風に音作りをしたり、誰が歌詞を書いたりといったものは決まってるんですか?
 

おおにし:基本的に作詞はこの3人(おおにしれいあ、辻村アリサ、ちゃぎ)がするんですけど、作曲はわたしが全曲していて。曲にもよるんですけど、基本的に歌詞を先に作って、歌詞を見ながらわたしがギターで弾き語りしながら曲を作ります。それをみんなに共有して、ドラムを付けて、キーボードとリードギターを付けて…楽器数が多いのでみんなで「ここはキーボードが前に出よう」「ここはギターが前に出よう」とか話し合って作ってますね。
 
 
 
 
 
 

「ぼくしか味わえない青春を味わってきたなって。」(おーしゃん)



 
― みなさん、楽器を始められたのはいつからですか?
 

 

ちゃぎ:わたしはピアノを2~3歳からやってました。
 

おおにし:ギターは高校一年生で軽音部に入った時ですね。歌は中学二年生の時にボイストレーニングに初めて通い始めました。
 

おーしゃん:ぼくは、父親がギターをやっていたのを見てたんですけど、ちゃんと弾き始めたのは高一とかですね。
 

― 辻村さん、お歌を始めたのはいつくらいですか?
 

辻村:ちゃんと歌を始めたのは高校を卒業してからなので…。
 

おおにし:(高校の)軽音部で歌ってはいたけど。
 

辻村:(軽音部では)ちゃんとっていう感じではなかったので、(ちゃんと歌を始めたのは)18~19歳のころからですね。
 

― まだ1~2年ということですか?
 

おおにし:アポロノーム(の始動)と一緒に。
 

辻村:アポロノームと一緒に頑張り始めた感じです 笑
 

― 楽器や音楽を始めてから、コミュニティや生活に変化などはありましたか?
 

おーしゃん:ぼくはライブハウスに通うようになってしまって成績も下がったし、学校の友達も減ったし、いろんなものを犠牲にしてバンドをやってる感じですね。お金も無くなったし…。
 

全員:
 

おーしゃん:なので、ぼくはバンドをするしかないという状態ですね。これ(バンド)が無くなったら何も無くなってしまうので、すごい追い込まれてるんですけど。始めたのが高校生やったんで、だいぶ見た目も変わりまして。
 

― バンドで青春を追いつつ、その他の青春をあきらめつつ 笑
 

おーしゃん:逆に言えば、ぼくしか味わえない青春を味わってきたなって気はしてます。ぼく、軽音部出身なんですけど3年間マジで頑張ってきたので、その経験がいまを作っているといっても過言ではないかなと思ってます。
 

― ありがとうございます!
 

おおにし:わたしは、中学生のころは吹奏楽部だったんですけど、バンドは高校一年生からです。(軽音部に入る前は)もっと意地っ張りだったんですけど、軽音部に入ったことで一緒だった人たちのおかげもあって見栄を張らずにとても素直な性格になりました。それと、軽音部のライブの時にいっぱい観に来てくれたりしたことで、わたしは逆に友達が増えた方です 笑
 

全員:
 

おおにし:成績は、軽音部に入っても入ってなくてもきっとよくないんで 笑。友達も増えたし、性格もわたし的にはいい方向にいったと思ってます。見た目の好みも、…通っていた高校に行かずに軽音部に入ってなかったらギャルになってたと思うんで。
 

全員:
 

ちゃぎ:素質あるもんね、ギャルの。
 

おおにし:そう。なので、本当に全部いい方向に転んだなと思います。
 

辻村:ここ(おおにし、辻村、ちゃぎ)が高校が一緒なんですけど、高校生の時に軽音部に入るまでは音楽に興味が無くて、シンガーソングライターの人しか知らないって感じだったんです。高校一年生の時はあんまり軽音部の人と関わりが無くて、(おおにしれいあとちゃぎを指さしながら)それこそギャルみたいな人たちと一緒にいたんですけど、高校二年生の時に(2人と)同じクラスになってちょっと仲良くなって。高校三年生でも同じクラスになって、もともとバンドをする予定じゃなかったんですけど、(おおにしれいあに)誘ってもらって音楽の世界に入ってっていう感じですかね。
 


 

― 軽音楽部に入って、音楽の世界も知ったわけですね。
 

辻村:そうですね。もともとバンドもよく知らなかったんですけど、れいあちゃんに音楽の世界に引きずり込まれていった感じです 笑
 

おおにし:
 

― おおにしさんとしては「この声は引きずり込まなきゃ」っていう感じですね。
 

おおにし:そうですね、一緒に(音楽を)やるなら、このコしかいないって思って誘いましたね。
 

辻村:
 

― ありがとうございます。ちゃぎさんは幼いころから音楽をやられていたんですね。
 

ちゃぎ:そうですね。物心ついた時にはもうピアノを弾いていたので。わたしの家が転勤族でいろんな都道府県を引っ越してきたんですけど、どこにいてもピアノを習っていたので、環境が変わっても同じことをつづけていたことでできた友達もいるし。ピアノをやっていたから自分の中で揺るがないものがあるというか。小さいころは趣味みたいな感じでしたけど、そういう趣味があったからやってこれたなって。
 

おーしゃん:友達減ったの、おれだけやん。
 

全員:
 

― あと、ビジュアルのインパクトがあるなと思っていて、女性3人で男性1人という組み合わせもめずらしいですよね。
 

おおにし:もともと、ここ(おおにし、辻村、ちゃぎ)3人が同じ高校で同じクラスで軽音部で仲良しで、このコ(おーしゃん)も隣の高校で。高校生の時にお世話なっていたライブハウスが一緒で。
 

おーしゃん:ぼくだけ1コ下なんですよ。
 

― じゃあ肩身が狭い感じですね。
 

おーしゃん:それに関しては(以前から)変わってないですね。
 

全員:
 

― 今日は、みなさんの前向きなパワーと、やっぱり音楽は人を支えて前を向かせてくれるんだなというお話を伺えて、とても嬉しかったです。お腹いっぱい!という幸せな気分です。ありがとうございました。それでは最後に、このインタビューを見てくださった方へのメッセージをお願いします。
 

おおにし:「Next Age Music Award 2020」の方でグランプリを受賞させていただいて本当にありがとうございます。今回はコロナ禍の影響で直接はみなさまにお会いできずにという形だったんですけど、お会いできなかったみなさまにもわたしたちの音楽でみなさまの日々を少しでも彩れるような音楽を鳴らして歌をたくさん届けていきたいなと思っていますので、これからもどうかアポロノームの応援をよろしくお願いします!
 

― ありがとうございます!今日はこのあとライブですね?新しい楽器でのライブ、応援しております。
 

全員:ありがとうございます!
 

 
 


アポロノーム(Apollonome)

(L→R)
ちゃぎ(Keyboard)、辻村アリサ(Vocal)、おおにしれいあ(Vocal、Acoustic Guitar)、おーしゃん(Guitar)

 

大阪豊中発 女性ツインボーカルバンド 「アポロノーム」

誰もが癖になる歌声で、音に"感情"をのせる Vo.辻村と誰もが心惹かれる歌声で、音に"想い"をのせる Vo&Gt.おおにしによるツインボーカル。

似て非なる2色のパレットに色とりどりのコーラスワークやメロディ、フレーズを乗せて、明日からの人生を彩る音楽を、貴方に。
 

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おおにしれいあ(Vocal、Acoustic Guitar)
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おーしゃん(Guitar)
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3rd Single『Ribbon』/2020年9月30日配信リリース
 

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