FA-1 FET Amplifierを再現したペダル!【GET STOMP】

2021年4月9日

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1980年代前半に発売されたBOSSのFA-1 FET Amplifierというプリアンプをご存知ですか?
エフェクターで最もポピュラーなBOSSのコンパクトエフェクターのアノ形ではなく、Pocket Seriesとして発売されたフットスイッチのない小型エフェクターです。
販売期間も短く、現在では知る人ぞ知るレアなエフェクターとなっていますが、U2のThe Edgeが80年代に使用していたので知っているという方もいらっしゃるかと思います。
そんな少しマニアックなFA-1を再現したペダルを2つご紹介致します!



Retro-Sonic Preamp

BASS・TREBLE・LEVELにLOW CUTスイッチ、FA-1と全く同じコントロールを持つPreamp。
さすが古の名機を忠実に再現するRetro-Sonicならでは!と思いきや、実は内部に2つのDIPスイッチを搭載しています。

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1がHigh-End Roll Off。
高音域をカットしマイルドなサウンドにします。
ミドルが強調されて聴こえるのでミッドブースト感が生まれます。

2がDirty Boost。
クリッピング回路を加えることでサウンドに歪みが加わります。

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JHS PEDALS The Clover

こちらはFA-1の機能に少し追加した便利な仕様となっています。
MIDDLEが追加され、EQの選択が出来るロータリースイッチを搭載しています。

NO EQ:3つのEQをバイパス。
NO MIDS:MIDDLEコントロールをバイパス。FA-1と同じ仕様。
FULL EQ:3つともEQが効きます。

LOW CUTスイッチは側面に搭載。
また、OUT PUTはフォンアウトだけでなくBALANCED OUTも搭載されています。
これはアコースティックギターやベースで使用する場合に非常に便利ですね!

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サウンドについてですが、申し訳ありませんが筆者がFA-1をかなり昔に1度鳴らしたことがあるだけですので、FA-1との比較・似ているのはこっち!といったご説明が出来ません。
悪しからずご了承ください。

分かりやすく現在のエフェクターとしてカテゴライズするとクリーンブースターと言っていいでしょう。
そこにEQがついているので軽く補正出来るといった仕様ですが、フルレンジのクリーンブースターと少々異なる点がございます。
倍音が少し消えてローファイになって音がまとまる、LEVELを上げたときのクランチが独特の粗さ、といった点です。
これこそがFA-1の最大の特徴であり、再現するペダルが登場する理由だと思います。

この2機種を比べた時の大きな違いはLEVEL(VOLUME)の幅にあります。
聴感上ですがユニティゲインがPreampは10時、The Cloverは8時でフルにした時はThe Cloverの方が音量が大きくなります。
また、若干ですがLOW CUTスイッチをONにした時にThe Cloverの方が強くカットされるように感じます。
上記の違いがありますが、EQの効きなどにはそれぞれ大きな違いはなく、両方同じサウンドにしようとするとブラインドではわからないぐらいの似たサウンドを作ることが出来ます。
ちなみにThe CloverはMIDDLEのみを上げるとワウの半止めのようなサウンドになるので、より幅広いサウンドメイクが可能です。

甲乙付け難い2機種ですが、シンプルなほうが好きという方はPreamp、多機能で便利なほうが好きという方はThe Cloverというチョイスになるでしょうか。
どちらも非常に使いやすく心地よいサウンドにしてくれるエフェクターですので、FA-1を特に意識せずにクリーンブースターや簡単なEQとしてサウンドメイクの選択肢に入れてみてはいかがでしょうか?

余談ですが、The Cloverの基板には「In honor of the greatest record of 1984」の印字が!

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もちろんU2のThe Unforgettable Fireのことでしょう。
隠れたところの粋な感じ、良いですよね~!

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