Benson Ampsの熱バイアス・コントロールを備えたGermanium Fuzz!【GET STOMP】

2021年4月30日

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Benson Amps / Germanium Fuzz

PreampやChase Bliss Audio Preamp MKIIでおなじみ、Benson AmpsのGermanium Fuzzをご紹介致します!
Germanium Fuzzは2N527、2N404の2つのゲルマニウム・トランジスターを使用し、その能力を最大限に発揮できるよう60年代のFuzz回路理論を使用してデザインされています。

「熱バイアス・コントロール」機能とは?
こちらのGermanium Fuzz、最大の特徴が熱バイアス・コントロールを搭載!とのことですが、熱バイアス・コントロールとはいったい??

ゲルマニウム・トランジスターは非常にデリケートで、コンデンサーの温度によってコンデンサー間のバイアスが変わります。
このGermanium Fuzzは電源をONにするとヒーターがコンデンサーを適温まで優しく自動的に温めます。
そのため外気の寒暖に関わらず、ベストなパフォーマンスが得られる訳です。
適温になるまで待つ必要があるため、電源を入れてから使用開始できるまで2~3分かかります。(接続してすぐに音は出ます。)

電源投入後、LEDはオレンジに点灯します。
これは「温め中」の表示で、hFE(トランジスタのゲイン)を規定値まで高め、正しい電圧になるようバイアスを整えます。
適温になるとヒーターがOFFになり、LEDがグリーンに変わり準備完了です。
動作中にLEDがオレンジとグリーンを行き来する事がありますが、故障ではありません。
回路が常に適温になるよう、必要に応じてヒーターを動作させます。
本機は~約37.8℃を目安に正常動作するようデザインされています。
テストの結果、直射日光の下では白い筐体の方が黒い筐体と比べて内部温度が約7℃低いことから、白を筐体のカラーに選んだと言うほど、温度に関して拘っています!!

さて、サウンドは?と言いますと、パッと鳴らした感想は非常に使いやすいトラディショナルなサウンドのファズといった印象です。
IMPEDANCEコントロールは入力インピーダンスを可変させるもので、聴感上はオーバードライブからファズに可変していく感じです。
GAINとギターのボリュームとの組み合わせにより、かなり幅広いサウンドメイクが可能になっています。
もちろんギターボリュームへの追従も非常にスムースで優れています。
こういった痒いところに手が届くエフェクターは少しモダンなサウンドになってしまったり、スペックはいいのにサウンドが、、と残念に感じるものもあったりしますが、
このGermanium Fuzzはヴィンテージ感を損なわないところがよく出来ているなぁと感心させられます。

少し玄人向けな価格帯ではありますが、こういったファズをファズに馴染みのなかったり少し苦手な方に使ってもらいたい、と感じる1台です。(もちろんファズマニアにもオススメです!)

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