【Waldorf】ポリフォニック・アフタータッチ対応に進化。デジタル&アナログ・ハイブリッド・シンセ『Quantum MK2』とボイス数を2倍に拡張『M 16 Voice 』が新登場!

◆Waldorf
Quantum MK2

販売価格¥699,800(税込)

※本記事は掲載時点の情報(価格・スペック等)であり、現状とは異なる場合があります。予めご了承ください。
※最新情報は、イケベオンラインストア内ショッピングページにてご確認下さい。

世界最高品質のポリフォニック・アフタータッチ・キーボードを搭載した、最先端のデジタル&アナログ・ハイブリッド・シンセサイザー

Quantum MK2はポリフォニック・アフタータッチ・キーボードを搭載した、最先端のデジタル&アナログ・ハイブリッド・シンセサイザーです。3つのオシレーターごとに5種類の強力で個性的なシンセサイズ・アルゴリズム、8つのデュアル・アナログ・フィルターとデジタル・フィルター、強力なモジュレーション・マトリクスにより、世界中で最も先進的な音作りが可能です。

膨大なパラメータを搭載しながらも、マルチタッチに対応したディスプレイと各コントロールノブのマルチカラーLEDによる、直感的で素早いオペレーションで音作りができます。最先端のタブレット・コンピューターを上回る操作性を実現しています。

大容量の59GBサンプリング・ストレージには膨大な量のサンプルを保存可能。あらかじめ3.4GBのサンプルとプリセット、ウェーブテーブルが用意されており、世界中のサウンド・デザイナーが制作した膨大なプリセットを使用できます。

キーボードはポリフォニック・アフタータッチに対応したFatar TP8/SK 61鍵キーボードを搭載。Quantumシンセシス・エンジンとの組み合わせにより、最高の演奏表現を可能にします。

世界で最先端のシンセシスエンジンと、最高のポリフォニック・アフタータッチ・キーボードを搭載したQuantum MK2。サウンドデザインとパフォーマンスのすべてにおいて、他の追随を許さないハイエンド・シンセサイザーです。

キーボーディストに最高の表現力を提供する「ポリフォニック・アフタータッチ・キーボード」を搭載

・ポリフォニック・アフタータッチとは
一般的なシンセサイザーの多くに搭載されているアフタータッチは「モノフォニック・アフタータッチ(チャンネル・アフタータッチ)」です。キーボードを演奏して、さらにキーボードを押し込み「圧力」を加えることで「演奏しているサウンド全体」に変化を加えるという技術です。

Quantum MK2が採用した「ポリフォニック・アフタータッチ」は、鍵盤を押し込む圧力を「ノートごと」に出力します。つまり「演奏しているノートごとのサウンド」に変化を加えることができるのです。簡単な例を挙げると、コード4音を押さえている最中に、右手の高音2音を強く押し込むとその「2音だけサウンドの表情が明るくなる」といった演奏表現が可能になるのです。ポリフォニック・アフタータッチはモジュレーション・マトリクスを介して Quantum MK2のあらゆるサウンド・パラメーターにアサインすることができます。これがどれほどの可能性を持っているか想像してみてください。

ポリフォニック・アフタータッチは MIDI 規格で昔から策定されていたにも関わらず、今まで実装されたシンセサイザーは極めて少なく、MPE と共に近年大きな注目を集めている技術です。

Quantum MK2はキーボーディストに最高の表現力を与えるキーボードと、最先端のシンセシス・エンジンを搭載した「世界で最高の表現力を持つシンセサイザー」と言えます。

Quantum OS 3.0を標準搭載

Quantumの発売以来、ミュージシャンからのリクエストに応えて進化し続きてきたQuantum OSは、ついにバージョン3.0へ。「Waldorfシンセシス・プラットフォーム」を構築し、常に最先端のシンセシスを提供します。(Quantum OS 3.0をインストールした従来のQuantumでも使用可能です。)

ポリフォニック・アフタータッチに対応したFatar TP8/SK 61鍵キーボードを搭載

「世界中で最高のシンセサイザー・キーボード」と名高いFatar TP8/SK 61鍵キーボードを搭載。ポリフォニック・アフタータッチに対応しており、演奏している「ノートごと」のアフタータッチを感知してサウンドに変化を加えることができます。演奏中のすべてのノートに一律なサウンドの変化を加える、一般的なチャンネル(モノフォニック)アフタータッチに比べ、演奏表現力が飛躍的に向上しました。

最大同時発音数16音、デジタル、アナログ・フィルター・ボイス

ハイブリッド設計のQuantum MK2はデジタル・フィルターと8つのデュアル・アナログ・フィルターを搭載しています。最大16ボイス・デジタル、または任意の組み合わせで演奏することが可能です。

拡張されたサンプリング・ストレージ

内蔵のサンプリング・ストレージの容量が59GBまで大幅に拡張されました。これにより大容量のサンプルを使用するシネマティック・サウンドも本体内に多数保存できます。世界中のサウンドデザイナー、ミュージシャン、映画音楽の作曲家まで、高度なサンプリング機能を持つシンセサイザーとして活躍のシーンを広げます。

デザインとディスプレイ

ミュージシャンにインスピレーションを与えるQuantumの美しい筐体デザインはそのままに、カラーリングは上品なネイビー・ブルーに。パネルには新しくなったWaldorfロゴがあしらわれています。

高解像度ディスプレイは取り付け方法が改善され、より広い視野角とQuantumシンセシス・エンジンの直感的なコントロールを提供します。

■製品仕様
・外形寸法
幅 : 1006mm
奥行き : 401mm
高さ : 131mm
(ノブを含む)
・重量
17.8Kg
・付属品
ACケーブル、日本語マニュアル


◆Waldorf
M 16 Voice

販売価格¥319,900(税込)

※本記事は掲載時点の情報(価格・スペック等)であり、現状とは異なる場合があります。予めご了承ください。
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M(エム)16 Voice は その名前のとおり、これまで8ボイスだった M のボイス数を2倍に拡張した製品で、16ボイス・ポリフォニック、4パート・マルチティンバーのウェーブテーブル・シンセサイザーです。Waldorf のルーツであり世界的なヒット商品になったMicrowave と Microwave II/XT をベースに、現代的な機能を加え進化させた製品です。PPG直系のウェーブテーブル・オシレーター、フィルターはアナログ・ラダー型ローパスVCF、アンプにはアナログ・ステレオVCAを採用しマイルドながら迫力のあるサウンドを生み出します。

伝説の Micorowave、復活の M。「ウェーブテーブル・シンセシス」の名機が新たな姿で再来。

M(エム)は Waldorf 伝統のウェーブテーブルとアナログ VCF/VCA を搭載した新世代のクラシック・ハイブリッド・シンセサイザーです。Waldorf の起源である伝説的なシンセサイザー「Microwave」とその後継機種「Microwave II/XT」のサウンドを現代に復活させました。レゾナンスとアナログ・サチュレーション機能を備えた24dB/Oct アナログ・ローパス VCF、パンニング・オプションを備えた真のステレオ・アナログ VCA を中心に、多くの機能を搭載。幅広いユニークなサウンドを演奏することができます。

時代の流れの中で今も忘れ去られることのない名機。現代のシンセサイザーシーンで最も注目されている「ウェーブテーブル・シンセシス」の名機が新たな姿で再来しました。

PPG Wave と Microwave。Waldorf シンセサイザーの起源。

現代のエレクトロニック・ミュージック・シーンで欠かすことができないウェーブテーブル・シンセシスの起源は1980年前後にまで遡ります。Waldorf の前身であるメーカー PPG(Palm Products GmbH)が 開発した「PPG Wave」は、それまでサイン波、ノコギリ波、パルス波といったシンプルな波形を元にしたシンセサイザーの世界に革新をもたらしました。ダイナミックに、そしてまるで生物のように変化するウェーブテーブル・オシレーターを搭載した PPG Wave のサウンドは、1980年代を象徴するサウンドの1つとして数多くのミュージシャンに愛されてきました。

PPG の資産は後継会社である Waldorf へと受け継がれ、長い Waldorf の歴史の始まりである1989年に発売された最初の製品が、PPG Wave の生まれ変わりと言える「Microwave」でした。ブルーのボディに通称「赤い鼻」と呼ばれるエンコーダーをあしらえた 2U サイズの小さなシンセサイザーは、そのエネルギッシュなサウンドでシンセ界を震撼させ、そして世界中のスタジオで Microwave が導入されることになります。

Microwave をオマージュしたデザイン。明瞭なパネルレイアウト。

M のデザインは Waldorf 最初の製品である Microwave をオマージュしています。Microwave の輝かしい伝統を象徴するメタリック・ブルーのボディカラー、そしてロゴマークと M の心臓部と言えるウェーブテーブル・オシレーターセクションには Microwave の「赤い鼻」を想起させるメタリック・レッドのダイヤルが大胆にあしらわれています

コントロール・パネルには45個のノブ/エンコーダーが配置されており、オシレーター、ミキサー、フィルター、エンベロープ、LFO など主要なパラメーターへすぐにアクセスできるように配置されています。気に入ったサウンドを選択し各セクションのノブを回すだけで、すぐにウェーブテーブル・シンセシスのサウンド・エディットを楽しめます。

より詳細なサウンド・エディットをする場合はディスプレイ・セクションのモードページ・ボタンと4つのエンドレス・エンコーダーで、目的のパラメーターへ素早くアクセスできます。

過去の膨大な資産と、新進気鋭のサウンド・デザイナーによるサウンド・プログラム。

M には2048種類の膨大な数のサウンド・プログラム(16バンク、各128サウンド)を保存可能です。1024種類用意されているプリセット・プログラムには Microwave 1 Factory Sound Set、Microwave 1 Soundpool 1-5、ファットなサウンドの Analogue や Bassco など、Microwave の定番サウンドセットや、Microwave 用に巧みに変換された PPG Wave 2.3 のサウンドが含まれています。

さらに M の数多くの新機能を利用して、世界的に著名なサウンドデザイナーによって新たにプログラムされたばかりのサウンドも数多く用意されています。その中にはハードシンク(モダン Microwave II/XT モードで動作)、アルペジエーター、MIDI 同期可能なグローバル LFO など、M ならではの機能を最大限に活用したサウンドも収録しています。

またクラシック Waldorf Microwave I の SysEx データと互換性があるので、過去に Microwave 1 で作成したプログラムを、ほぼそのまま M で再現することもできます。

クラシック「Microwave I」モードと、モダン「Microwave II/XT」モード。

M を象徴するメタリック・レッドのダイヤルは二重構造になっており、Wavetable ダイヤル(外側の黒いリング状のダイヤル)は、対応するオシレーターの96のファクトリー・ウェーブテーブルとユーザー・カスタム・ウェーブテーブル(UWT 1-31)を選択し、Wave ダイヤル(内側のメタリック・レッドのダイヤル)は、ウェーブテーブルのスタートポイントを設定します。2つのウェーブテーブル・オシレーターは、クラシック「Microwave I」とモダン「Microwave II/XT」の2種類のモードを持ち、それぞれのモードでウェーブテーブル・オシレーターの動作が異なります。グラフィック・ディスプレイの横にある Mode ボタンを押すと、2つのモードを切り替えることが可能です。クラシック Microwave I モードは Microwave I に搭載されていた ES2 ASIC チップのバグにより生じる強い歪みまで再現しており、一部のサウンドデザイナーが活用していたこの「ASIC Mix Bug」のオン/オフを切り替えることまでできる、Microwave I のヘビーユーザーも納得のこだわりの仕様です。

2種類のモードの主な違いは下記の通りです。

・クラシック Microwave I モードは、ハードシンクとリングモジュレーションは使用できません。
・クラシック Microwave I モードは、16ビットのウェーブテーブルが8ビットへビットリダクションされます。
・クラシック Microwave I モードのサンプルレートは 240kHz(アンチエイリアスなし)です。モダン Microwave II/XTモードでは、40kHz のサンプルレートで帯域制限されたウェーブテーブルを提供します。
・モダン Microwave II/XT モードは「ASIC Mix Bug」の設定はありません。

アナログ VCF と アナログ VCA。

レゾナンスとアナログ・サチュレーション機能を備えたアナログ・ローパス 24dB/Oct VCF は、生産完了になったヴィンテージ・チップを現代に復刻させた SSI 2144 チップを使用しています。色彩豊かな Waldorf のウェーブテーブル・オシレーターと、伝統的なラダーフィルターによって生み出されるサウンドは、クラシックでありながら現代でも全く色褪せることの無いサウンドです。

VCA はトゥルー・ステレオ・アナログ VCA を搭載。アナログ VCF の温かみのあるサウンドを損なうことなく、さらにステレオ・パンニングも可能で、広がりのあるサウンドを奏でます。

モジュレーション・ソースとモジュレーション。

・LFO
LFO1 と LFO2 の2つの LFO が用意されています。それぞれフリーケンシーと形状が調整可能な周期的な波形を生成し、モジュレーションに使用することができます。

・エンベロープ
4系統のエンベロープは VCF 用と VCA 用の ADSR エンベロープ、主にウェーブテーブルのウェーブ・スキャニングに使用する8ポイントの異なるタイム/レベルを設定しループする Wave エンベロープ、そして4ポイントの異なるタイム/レベルを設定しループする Free エンベロープが使用できます。

・モジュレーション
M には他の Waldorf シンセサイザーとは異なり、モジュレーション・マトリクスがありません。M のモジュレーション機能はディスプレイの各ページから直接設定でき、これは1989年に発売された Microwave へのオマージュを表現しています。

8ボイス(16ボイス)・ポリフォニック、4マルチティンバー、先進的なアルペジエーター。

M はシングルモードでは1種類のサウンドを8ボイス(エクスパンション・ボードを増設した M、および M 16 Voice は16ボイス)で演奏できます。

4マルチティンバー・モードでは異なる4種類のプログラムを別々の MIDI チャンネルに割り当てて外部シーケンサーから演奏したり、異なる4種類のプログラムを同じ MIDI チャンネルに割り当てて重ねて演奏したり、またプログラムごとに演奏するキーボードの範囲を設定して左右で別々のプログラムを演奏するなど、柔軟な使い方ができます。4つのパートへのボイスの割り当てを管理できるので、各パートで使用するプログラムごとに割り当てるボイス数を管理して効率的に使用できます。例えばベースパートに1ボイス、リードパートに1ボイス、コードパートに4ボイス、アルペジオパートに2ボイスといった使用方法も可能です。

16のプリセット・パターン、コード・モード、MIDI クロックとの同期機能を備えた先進的なアルペジエーターにより、新たな時代に向かう、まったく新しいレベルのパフォーマンスを実現します。

豊富な入出力

M は6系統のステレオ・アナログ出力を備えています。MAIN OUT(L/Mono、R)はすべてのサウンドをまとめて出力できるステレオ出力です。AUX OUT(A、B、C、D)は4つのマルチティンバー・パートを別々にステレオ出力できます。AUX OUT は TRS ステレオ・ジャックで、TRS ステレオ・ケーブルを使用すれば各パートを個別にステレオ出力することができます。

ステレオ・ヘッドフォン出力はコントロール・パネル上のマスター・ボリューム・ノブから独立したヘッドフォン出力専用のボリューム・ノブが用意されています。

DIN 5ピン MIDI IN、OUT、THRU、USB 2.0 MIDI ポート(コンピューターに接続して MIDI の送受信を行うことが可能)を使用して、外部の MIDI キーボード、コントローラー、シーケンサー、DAW からコントロールしたり、M の各種 MIDI データを出力します。

■製品仕様
◎オシレーター
・独立したウェーブテーブルを使用可能な2ウェーブテーブル・オシレーター
・2種類の異なる音源モデル(クラシックな Waldorf Microwave I モデル、モダンな Waldorf Microwave II/XT モデル)
・96ファクトリー・ウェーブテーブル + ユーザー・ウェーブテーブル32スロット
◎フィルター
・アナログ ローパス24dB/Oct VCF(SSI 2144 を使用したラダータイプ)
・サチュレーション可能
◎アンプリファイア
・各ボイスにアナログ・ステレオ VCA
◎エンベロープ
・4エンベロープ・ジェネレーター
・VCF 用と VCA 用の ADSR エンベロープ
・8ポイントのループ可能なタイム / レベル・ウェーブ・エンベロープ・ジェネレーター
・自由にアサインできる4ポイントのループ可能なタイム / レベル・エンベロープ
◎LFO
・異なる波形を選択できる2基のLFO
◎アルペジエーター
・16種類のプリセット・パターンを選択可能、コードモード、MIDI クロックにシンク可能
◎サウンド・ストレージ
・2048種類のサウンド・プログラム、128マルチ・プログラムを保存可能(プリセット・サウンド x 1024プログラム、プリセット・マルチ x 7プログラム)
◎同時発音数
・8(エクスパンション・ボードを増設することで16ボイス使用可能)
M 16 Voice : 16
◎マルチティンバー
・4パート(4系統のインディビジュアル・ステレオ出力へ4パートをアサイン可能)
◎MIDI
・USB2.0(コンピューターに接続して MIDI データの送受信に使用。オーディオ信号の入出力には対応していません。)、DIN 5Pin MIDI(IN / OUT / THRU)
・クラシック Waldorf Microwave I の SysEx メッセージと互換性あり(サウンドバンク転送 / サウンド転送)
◎SD カードスロット
・プログラムの読み込みと保存に使用
◎オプション
・M / Iridium / Kyra Rackmount Kit
■外形寸法:幅 : 440mm/奥行き : 305mm/高さ : 85mm(ノブを含む)
■重量:5.7Kg
■付属品:ACアダプター、日本語マニュアル

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鍵盤堂

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