プレミアムベースがおすすめする
PB 本日の逸品!!

プレミアムベース小村です。過ごし易くなったのはいいですが、台風の接近等もあり、思わしくない天気の日が続いていますね。ビビッてしまって洗濯物がなかなか外に干せません…。部屋干が続いているので、たまには外に干したいんだけどなぁ…。

まぁ、気を取り直して…本日はこちら。極上杢が輝くサドウスキーTYOが届きました。チーフ・ルシアー菊地嘉幸氏がブランド代表のロジャー氏の下で培ったノウハウがフルに投影される当シリーズ。良杢材やこだわりのオプションスペック等、自由度の高いオーダー項目が用意されており、本家NYCに匹敵する華やかさを持ち合わせたラインナップです。3～4年前くらいでしたかねぇ、オーダー受付再開の際には、ブランドファンだけでなく、楽器弾きの間では話題を集めたかと思います。今も尚多くのファンを持つTYO。今回届いたのは、こだわりスペックを随所に盛り込んだ当店オーダーモデルです。

当機はディンキーシェイプのボディを採用する“Modern Edge”の5弦モデル。ボディ材にはアルダーを使用しており、メトロシリーズでいう所の”RV”シリーズに準拠した1本となっています。まず1番のポイントはトップ材。NYCのマスターグレード材にも引けを取らない、見事な玉杢が浮かぶキルトメイプルを採用しています。カラーはトランス・ティールグリーンにてオーダー。やや青みがかった緑色が杢の美しさを一層引き立てていますね。この色に合わせ、ピックガードにはミントグリーンをチョイス。良い具合にルックスを落ち着かせている印象が感じられます。

これだけでも十分に魅力的な1本ですが、当機には更にこだわりスペックを2つ取り入れています。1つは…“Slap Master”でもお馴染みのAll Parts製Omega Bass Bridgeを搭載しています。高質量なブリッジを搭載することで、豊かなサスティーンと音のパンチを生み出すポイントとなっています。ちなみに…このブリッジなので重量が気になるところですが、当機はおよそ4.35キロの仕上がり。こういったスペックながら重過ぎないところは嬉しいポイントかと思います。そしてもう1つは指板材。当機ではNYCベースでも人気のオプションとなっている”アマゾン・ローズウッド”を採用しています。トップ材も含めてですが、こういった要素を盛り込むことが出来るのも、TYOベースの魅力ですね。

さて、ご存知の方も多いかと思いますが、サドウスキーブランドは生産体制の切替がアナウンスされており、こうして新品入荷してくるTYOベースは貴重な存在かと思います。当店でも久々の入荷ということでじっくり触ってみましたが、Metroシリーズの良さを残しながらも「これぞTYO！」と感じていただける、見て/弾いて惚れ惚れしてしまう1本に仕上がったのではないかと思います。そんな渾身の1本を是非、手にとってみて下さい。

Sadowsky Guitars
TYO Modern Edge 5strings J Bass Trans Teal Green “Quilt Maple Top”
https://www.ikebe-gakki.com/ec/pro/disp/1/687001