アクティブベースの代表格”スペクター”!いつ見てもカッコイイですね~。こちらは主力モデル”EUROシリーズ”のポプラバールトップ仕様!

プレミアムベース小村です。4月も終わりに差し掛かり、随分と気温も上がってきましたね。今日なんかはちょっと汗ばむくらいに暖かいですね。行き帰りも程よい感じの気持ちよさ。この過ごしやすさをしっかり楽しもうと思います。

さて、本日はこちら。老舗ブランド”スペクター”です。アクティブベースの代表格として古くから愛される当ブランド。あの屈強かつクリアな音は今も多くのファンを惹きつけていますし、レジェンドプレイヤーから若手アーティストまで、世界中にユーザーを抱えています。ところで皆さんはスペクター遣い、誰をイメージしますか?僕はレックス…は、もう散々言ってきたので、今回はGodsmackのロビー・メリルで!(スペクターとSWRの組み合わせでクリアの権化!みたいなサウンドでしたね~。)また、自分なりに考えてみましたが…本家USA製だけでなく、ここ数十年で拡充された”多岐にわたるラインナップ”も世界中で支持される理由でしょう。よく話には聞きますが…しばしば”憧れ”と称されるスペクターがプレイヤーレベルを問わず楽しめるようになりましたからね。

本日ご紹介する1本は、そんな多岐にわたるラインナップで主力となる”EUROシリーズ”の1本。こちらは本家に匹敵する充実したスペックながらも、チェコの指定工場にて製造することで、本格性とコストパフォーマンスを両立するモデルです。(コストパフォーマンスって僕たちが決めるところではないと思いますが…USAの半額以下でこのスペックはそう言わざるを得ないなぁ…。)NSカーブドボディやスルーネック構造、クラウンインレイに独自構造のロック機構ブリッジ、ブラスナットとEMGピックアップ…スペクターのアイデンティティがしっかりと詰まった1本に仕上がっています。また、EUROシリーズはラミネート構造のウィング材を採用。こちらは見事な杢のポプラバールをトップに配し、バックはアルダーを採用。スペクターらしさも備わっていますが、こういった材のチョイスが由来する”馴染みある響き”もEUROシリーズの特徴だと思っています。

主力モデルということで、プロも数多く愛用する当機。それこそ冒頭のロビー・メリルもEUROシリーズを愛用していますし、その様子はライブ映像やMVでも目にすることが出来ます。こういう職業柄、本家USAも縁あって触ることがしばしばあります。やはり全く遜色ないとは言いませんが…スペクターらしいサウンドの傾向は当機でもしっかりご堪能頂けますし、本家と違うからこそ、このシリーズ特有の魅力も見えてきます。熱烈なファンも多いスペクター。僕も愛用していないものの、そんな一人です。それぞれの”思い”を是非、この1本とお楽しみ頂ければと思います。

SPECTOR
Euro 5 LX Poplar Burl
https://www.ikebe-gakki.com/Form/Product/ProductDetail.aspx?pid=736155&bid=ec