あの名門アンプブランド”Orange”が手掛けるベース!ポップテイスト満載ですが、玄人好みの楽しさもしっかりと持ち合わせる1本です!

プレミアムベース小村です。生憎の天気ですね~。連休も近づいていますが、予報を見ているとこんな天気が続くみたいで…。特にどこかに行く予定もないですし、どちらかというと皆さんをお迎えする側ですが、何とか回復してくれたら良いなぁと思います。あくまで”予報”であると信じて…。

さて、本日はこちら。なんとも可愛らしいベースが届きました。ベースで思い浮かべる”シングルカット”とは違ったテイストの形、探してみたら意外と無いので面白さもありますね。一体どこが作っているのか。こういうシェイプだと”G社”だろうと思いきや…まさかまさか、英国の名門アンプブランド”Orange”が手掛けているのです!鮮やかやトーレックスとポップなデザインで知られる当ブランド。やはりアンプのイメージが強いかとは思いますが、実はエフェクターやシールドケーブル等、かなり色んなものを作っています。(どうやら本国サイトを見ていると、ワイヤレスヘッドフォンやイヤホンも作っているみたいで。日本では売ってないんかなぁ…。めっちゃ可愛いなぁ~。)そんなオレンジが手掛けるエレキベースが、こちらの”O-Bass”です。

このモデル、実は2015年には誕生していて、モデルチェンジを経ての再登場となります。っ発売されたばかりのころ、僕もその存在は軽く知ってはいたものの…こうして実機を目の前にするのは初めてです。オレンジが手掛けるベースということで、アンプと同様に鮮やかなカラーとポップなデザインに仕上がっていますね。ちなみに当モデル、黒色のピックガードが交換用で付属していて、見た目のカスタマイズもお好みで行えるようになっています。サーキット部品の取り外しが必要となり、パッと簡単に変えられる訳ではないですが…こういう遊び心も良いですね。意外と小ぶりに見えますが…ネックスケールは34インチの一般的なロングスケール、ピックアップはPBタイプよりも若干ネック寄りに取り付けられたスプリットコイルを採用し、なかなか雰囲気のある音をお楽しみ頂けます。コレがなかなか具合良くてですね。目を閉じれば…不思議とモータウンの音がする、しかし目を開ければ…この子なんですね~。

求めやすい価格帯とポップなルックスはこれからベースを始める方にもおススメですし、こういう遊び心や意外性は、日頃からベースを弾いている方にもチェックして頂きたいです。(発売当時、結構業界の評価も良かったみたいですよ。こういうところは老舗ならではのポイントじゃなかろうかと。)良し悪しという判断は、好みも関わるので難しいところですが…”弾いてて楽しい”という着眼点に於いては間違いない1本です。是非、手に取ってみて下さい。

Orange
O-Bass (Orange)
https://www.ikebe-gakki.com/Form/Product/ProductDetail.aspx?shop=0&pid=755599&bid=ec&cat=bss001010