バック材剥がれ

Img_1337ボディーバック材の剥がれの画像です。
このところ指板やこのようにバック材がはがれてしまった楽器の修理依頼が続いたので一枚とってみました。

こういった症状になってしまう原因を特定するのはなかなか難しいですが、
・経年変化による接着材の劣化
・急激な温度や湿度変化
・過度な衝撃
簡単に書くとこんなところでしょうか。

写真の様に大きな変形も無く剥がれていれば綺麗にに密着してくれますが、
激しく変形(歪んでしまったり)してしまうとなかなか厳しいものが・・・

作業工程としては剥がれてしまった部分に接着剤を流し込み、
クランプで固定してといったところです。
修理箇所によって固定の仕方など色々と工夫が必要になってきますが、
例えば下の写真は指板の一部が剥がれてしまったときに作成した当て木です。
指板のRに合わせて削りだして、力が均等に掛かるようにしてあります。

Img_1338こういった治具は工房の中のそこかしこにあり、
管理するのも大変で滅多に使わないものに関しては作業前にまずは捜索活動から始まる事もしばしば・・・

西山