WSRより”もっと”愛を込めて #60「掘るという作業⑥」

さて、今月もPGの作成は続きます!!!
先月は外周の加工まで終わっているので、外周の加工からですね・・・。

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PGの外周にテーパーをつけるためにはこんな傘のようなビットを使います。

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前回同様に、刃の上面のガイド部がベアリングになっているので、
このガイドに元のPGをあてて削っていきます。

PGの厚みは2.5mmほどあるので、いっぺんに全ての厚みを斜めにカットするのではなく、
2~3回に分けてテーパーをつけていきます。

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最終的にはこんな感じに仕上がります・・・。
(トラスロッドの部分のテーパーを忘れていますが)

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ここから先は卓上ボール盤を使って、
元のPGをガイドに同じ大きさの穴を金工ドリルであけていきます。

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前回、廃棄せずに取っておいたPGの端材にも
PGビス穴・PUビス穴・レバーSW穴など、
皿切り加工が必要なものと同じ大きさの径であけておきます。

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ポットの穴を残して、全ての穴をあけ終わった段階で、
元のPGを剥がします。

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ポット穴は径が大きいので、金工ドリルであけるのは危険なのと、
精度が出しにくいんですよね・・・。
よって、元のPGのポット位置を表から罫書いて木工ドリルであけます。

裏からあけようとすると、べっ甲とかパールといった種類の物は
表面のクリア層が剥離してしまう可能性があるんです・・・。

これは、金工ドリルと三つ目加工した木工ドリルの
対象物の削り方の違いによるものだと思うんですけどね・・・。

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レバーSWの溝はトリマーにこんなに細いビットを取り付けて、

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PGの方には専用のテンプレートをセットして加工していきます。

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こんな感じでアッという間にSWが取り付けられるようになりました。

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最後に残ったPU・SW・PGビスの皿切り加工はこんなビットを
ボール盤に取り付けて行います。

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ボール盤にはこんな感じで目盛りが付いているので、
どのくらいの深さまで削ればよいのか?というのを

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端材にあけた穴で確認しながら行います。
これぐらいの深さなら、問題ないですよね?

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皿切りが終了すると完成です!!!
(いつの間にかロッド部のテーパーもついています(笑))。

・・・駆け足でPG作成の手順を紹介してきましたが、
いかがだったでしょうか???

今年の「WSRより”もっと”愛を込めては」今回で終了ですが、
来年も宜しくお願いします・・・。

では!!!