WSRより”もっと”愛を込めて #62「センターと垂直」

みなさんこんにちは!!
まだ毎日寒いですが、少しずつ日が長くなって、
何となく春が近づいているような気がしますね・・・。

さて、今回は前回までの「掘る」作業や
ブリッジの取り付けの際に必要となる基準について。

普段、私たちがボディーにザグリの加工を行ったり、
丸穴をあけたりする前には当然、採寸して罫書きを行います。

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全ての罫書き線の基準となるのはネックのセンターになります。

このセンターラインを基準にほぼ全ての部品が配置させていると言ってよいと思います。

もちろん例外も有りますが・・・
例えば・・・

フレットはセンターに対して垂直
ブリッジのスタッド・ビス穴はセンターに対して垂直
PUのポールピース・ビス穴の並びも同様。

この垂直方向のラインがずれてしまうと、曲がって見えます。

よって、新規にザグリを入れたり、ブリッジの交換の際には
距離(長さ)の精度はもちろんですが、垂直方向のズレにもかなり気を使います。

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三角定規やスケール、スコヤを使って納得のいくまで
採寸、罫書きを繰り返します。

しかし、実際の楽器ではセンターはもちろん、
垂直の方向がズレズレのものは非常に多いんですよね・・・。

部品に至っては直線なはずの部分が直線でなかったり、
直角なはずの角が直角でなかったりするので、
機能上、視覚上の帳尻を上手く合わせて部品を取り付けると言うのは
意外と難しかったりします・・・。

何だかボヤキのようになってしまいましたが、
また来月・・・。