圧巻
2015年2月19日 |
気ままな日記 |
お預かり頂いた楽器にはそれぞれの歴史や時間を感じることがあります。
こちらの楽器は退色が進み本来の色が殆ど分からなくなってしまっています。
オリジナルの色はブリッジ下やペグのワッシャーが乗っているような、
普段、光があたらない部分で確認出来ますね。
カラーの名前は忘れてしまいましたが、「Translucent Parple」でよかったような気がします・・・
(現在のカタログにはもう掲載されていないカラーなんですよね。)
退色は太陽光線中の紫外線や温度・湿度などが複合的に関係して起こり、
退色がまったくしないといった塗料はなさそうですね・・・
ただこういった変化もひとつの「味」だと思えば、
楽器を長く所有するひとつの楽しみだと思うのは私だけでしょうか?
西山