リプレイスメントパーツのススメ!第49回「Mastery Bridge M3 for tele」

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みなさんこんにちは。
今回ご紹介させて頂くのは、
過去のコラムでもご紹介させて頂いた、
MASTERY BRIDGEシリーズの
テレキャスター用ブリッジになります。

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Jazzmaster・Jaguar用モデルが「M1」「M2」になりますが、
上記画像の「M3」というモデルがテレキャス用になります。
また、「M4」というモデルでは「M1」「M2」や
その他のMASTERY BRIDGEシリーズと同じ様に、
サドルに硬質クロムメッキ処理が施されたブラスが
用いられたモデルもあります。
他にもテレハム用やトレモロ併用タイプ等、
細かいオプションモデルもラインナップされています。

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左側:硬質クロムメッキ処理 /  右側:ブラスメッキ(素材は同様にソリッドブラス)

今回はテレキャスらしく、通常のブラスメッキのタイプの
「M3」をご紹介させて頂きます。

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ベースプレートの寸法やビス穴・PU穴の距離関係は、
いわゆるFenderUSAのヴィンテージスタイルの
テレキャスブリッジに準じて作成されています。

今回の「M3」に限った話ではありませんが、
テレキャスターのブリッジは弦通し穴や
PU・ザグリ位置等がしっかりと適合する物で無いと、
現実的でない加工を行わない限り交換が難しい場合が多いです。
特に、FenderのAmericanStandardやAmericanDelax等の
現代的な仕様で専用の規格・寸法が採用されている楽器は
交換が困難な場合が多いのでよく確認してから
パーツの交換を検討しましょう。

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サウンドについては、やはりMastery Bridge特有の
音色・音程感共に「濁り」の無い響きがハッキリと体感出来ます。
クリアーでアコースティックなサウンドで、
ピッキング時の音の立ち上がりが非常に早いです。
シャリンとした鋭さが気持ち良い響きの中にも、
硬質クロムメッキ処理のサドルと比べて暖かみを感じる音色で、
モダンな傾向のサウンドが苦手な方にもお勧めできます。

音程感については、オクターブピッチだけを見れば、
各弦独立のサドル(6WAYタイプ)よりもピッタリの位置に
調整出来る弦の本数自体は少ないのですが、
ピッキングした際の音程の揺れ・乱れが非常に小さい為、
聴感上は非常に綺麗な響きに感じられます。
この辺はピッキングの強さや弦にも大きく
左右される部分ではありますが、
サドルの形状と高精度な加工により、
弦の支点がハッキリと得られている事や
弦の位置が中心から動きにくい事での恩恵だと思います。

テレキャスのピッチ問題にお悩みの方や、
クリアなサウンドをお求めの方に非常にお勧め出来るブリッジです。
ぜひご検討下さい。

大久保