ヴィンテージ

写真はとある国産ヴィンテージギターのフレットです。
現代のフレットと異なり、
指板に喰いこませるためのスタッドがありません。
その為、接着材を用いて固定されているようですね。

こういった場合は経年変化で接着能力が落ちてしまい、
フレットが浮いてしまっているのをよく見かけます。
オリジナルを可能な限り残したいとのことで、
今回は形状も悪くなってしまっていたのでほとんどを一度抜いて、
可能な限り成形しなおして圧着、
その後すり合わせをして完了となります。

ヴィンテージ楽器と付き合っていくと、
時代の流れや当時の限られた技術の中で試行錯誤しながら、
楽器が進歩・進化していくのが見えるのが、
リペアの楽しいところですね。

西山

 

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WSR(リペア&カスタム工房)

熟練の職人技と信念を持つチーフリペアマン・額田誠が率いる、渋谷に居を構える楽器のリペア&カスタム工房です。
ギター・ベースの調整、パーツ交換、リペア、改造など幅広いオーダーに対応します。

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