バンジョーカスタムのススメ!第2回「キースチューナー」

みなさんこんにちは

今回はバンジョーカスタムのススメ!第2弾で、
キースチューナーというバンジョー用ペグについてのご紹介です。
曲によりチューニングを可変させる機会が多いバンジョーの、
お手伝いをしてくれる優れ物のペグなのです。

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イカしたパッケージに入っております2つのペグ。
こちらがキースチューナーです。

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通常のバンジョーペグの横にネジが2つ付いた見た目で、
この2つのネジでチューニングの可変幅を制限する事が出来ます。

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こちらが2,3弦用のセットで、ペグポストの太いほうが2弦用。
細い方が3弦用となっております。

ペグ穴の径が9,5mm以上あれば無加工での取り付けが可能ですので、
一般的なバンジョーであれば加工が必要な場合は少ないと思います。
9,5mmより穴が狭い場合は拡張が必要になります。
取付け自体も非常に簡単で元々のペグを外し、キースチューナを差込み、
ナットで締め込んで止めるだけです。
ヘッドバック側に触れる部分は楔状になっているので、
上からナットで締めこむだけでしっかりと止まってくれます。

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ネジの向きがが上記画像のような位置に来るように取り付けると、
操作しやすいかと思いますが特に決まりはありませんので、
楽器個体によって操作しやすい角度で取り付けましょう。

使い方としては、まず横の黒ネジと銀ネジを少し緩めておきます。
次に通常使うチューニング(例:オープンG 2弦B,3弦G等)にセッティングします。
そして黒ネジを締めます。
するとそこより高い音程方向に、ペグが動かないようにロックされます。
次に変えたい音までチューニングを下げ(例 2弦A 3弦F♯等)、銀ネジを締めこみます。
今度はそこより低い音程方向に、ペグが動かないようにロックされます。
これにより、チューナー等に頼らず素早く設定したチューニングへの変更が容易になります。

もちろん、上記の例のチューニング以外での使い方も可能です。
いずれのチューニングの場合も、先に高い音程のチューニングをロックしてから、
低い音程のチューニングのロックを行います。

ナットの溝やブリッジ溝等が、適正な状態になっていない場合ですと、
弦が溝に引っ掛かったりしてしまいチューニング精度が出ません。
取り付けの際は、全体の調整をベストな状態にしてから行いましょう。
これは通常のペグでも同じ事ですけどね。

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このパーツと、前回のバンジョーカスタムのススメ!のように釘打ちも併用すれば、
非常に多くのチューニングの組み合わせが可能です!
私たちの工房WSRの上、一階にあるハートマンギターズでのお買い上げのバンジョーはもちろん、
お客様お手持ちのバンジョーへの取付もお気軽にご相談下さい。

大久保