接点復活剤について。

今回は私たちが使っている接点復活剤を紹介します。

基本的には二種類の接点剤を使っていて
写真左がCUSTOM AUDIO JAPANのCreansableという接点剤で
右がELECTRO HARMONIXのMETAL CONTACTという接点剤です。
どちらもギターを弾く方なら馴染みのブランドですね。

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Creansableは綿棒などに付けて接点をキレイにしたり、直接付けて余分を拭き取ったりして使います。
後付けでノズルを取り付けて、出る量を調整したり接点を狙いやすくしています。
どちらかと言うと油っぽく、揮発しにくい液体なので、接点部に残り、長く効果を発揮してくれるように思います。

METAL CONTACTはポットやスイッチなどに吹き付けて使います。
スプレーの先を付属のものより細いものに変えて、より細かいところまで吹き付けられるようにしています。
ポットの抵抗体やスイッチの接点部に吹き付け、シャフトを回したりスイッチを動かしたりして馴染ませると
ガリの原因になるホコリや酸化した皮膜を取り除く事が出来ます。

基本的に不具合の出た電気パーツは交換してしまったほうが安心だと思うのですが、
ちょっとしたガリやどうしても交換したくない場合など、接点復活剤を試してみるのも有効だと思います。

佐藤